株式会社テラスカイは、2023年10月29日に、Salesforce上のワークフローを効率的に実現する「mitoco 申請」Ver.1.3と、コミュニケーションツール「mitoco Mobile」Ver.6.0のリリースを発表しました。これにより、多くのユーザーが待ち望んでいた新機能が追加され、より使いやすい環境が整いました。
mitoco 申請 Ver.1.3の新機能
最新のVer.1.3では、まず注目すべきは段階的な移管に対応したことです。既存のmitocoワークフローからの申請を手軽に選択できる新設計を採用し、申請ツリーの表示機能が向上しました。これによって、大量にある申請を一括で移管することが困難だった声に応えた形です。ユーザーは、n個の申請から選択し、必要なものだけを段階的に移行することが可能となり、利便性が大幅に向上します。
次に、組織情報の一括インポートとエクスポート機能が実装されました。特に大規模な企業においては、手動での情報管理が負担となることが多いですが、CSVフォーマットでデータを扱えるため、時間と手間を大幅に削減できます。年度替わりや組織改編時に生じる大規模な変更にも対応し、バックアップや他システムへのデータ移行も容易になります。
さらに、従業員の属性情報をまとめて更新できる機能も追加され、個別修正が不要になりました。一括更新により、従業員の部署や上長、役職を画面上でスムーズに修正できるため、業務効率がさらに向上します。
言語設定もバージョンアップされ、ユーザーが英語を選ぶと各インターフェースが英語表示になります。これにより、国際的な企業でもスムーズに利用できる環境が整いました。
mitoco Mobile Ver.6.0の新機能
次に注目されるのが、「mitoco Mobile」Ver.6.0です。このバージョンでは、他ユーザーの月カレンダーを表示する機能が新たに追加され、チームの予定を簡単に把握できます。これにより、プロジェクトの進行状況やメンバーの空き時間を視覚的に確認できるため、業務調整が容易になりました。
また、トーク機能も強化され、検索機能が追加されたことで、ルーム名やトピック名、フィード投稿を迅速に探せるようになりました。情報を探す手間が省け、コミュニケーションがスムーズに進むでしょう。
加えて、よく使うルームをピン留めできる機能も実装され、重要な情報へのアクセスが迅速化されました。これにより、急な業務でも必要な情報を即座に確認できます。
「mitoco Work 経費」にもファイルアップロード機能が追加され、ユーザーはカメラで撮影した領収書をアプリから直接アップロードすることができます。これにより、経費申請がさらに便利になりました。
最後に、SalesforceのVisualforceページを直接表示できる機能も新たに加わり、アプリの操作が一層シームレスに。これにより、作業効率が劇的に向上することが期待されます。
まとめ
「mitoco」は、Salesforceとの強力な連携により、ビジネスコミュニケーションを革新するクラウドプラットフォームです。今回のアップデートで、さらに高い業務効率と利便性をもたらす数多くの新機能が搭載され、ユーザーの日々の業務が支援されること間違いなしです。詳細については、公式リリースノートをご参照ください。
株式会社テラスカイが提供する「mitoco」は、クラウド時代に最適化されたプラットフォームであり、これからも多くのビジネスシーンで活躍することでしょう。