IIJが提供する新たなセキュリティ評価ソリューション
2023年10月、IIJ(インターネットイニシアティブ)は、経済産業省や内閣官房国家サイバー統括室が推進する「サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度」(通称:SCS評価制度)への対応を支援する新サービス「IIJ SCS評価制度アセスメントソリューション」を発表しました。このソリューションは、企業が求められるセキュリティ対策を実現するために、現状評価から改善策の提案までを包括的に支援するものです。
サプライチェーン攻撃の増加と企業の課題
サプライチェーンを狙ったサイバー攻撃は近年増加しており、特にセキュリティ対策が不十分な企業を起点に、取引先や関連企業に深刻な被害を及ぼすことが懸念されています。この背景には、セキュリティ対策の実施状況を正確に把握することが困難であるという課題が存在します。経済産業省は、2027年3月からこのSCS評価制度を運用開始予定で、企業がセキュリティ対策を評価・可視化することで、取引相手との負担を軽減しながら、全体のセキュリティレベル向上を目指しています。
ただし、既に一定のセキュリティ対策を講じている企業でも「現在の取り組みをSCS評価制度の要求事項にどう適合させるか」、「取得に向けたギャップや優先課題をどう把握するか」といった問題を抱えているのが実情です。
このような企業のニーズに応えるべく、IIJはセキュリティサービスの運用実績を基にした「IIJ SCS評価制度アセスメントソリューション」を提供することとなりました。
提供される主な特徴
1. 専門知識を生かした評価と施策検討
IIJは、自社開発のセキュリティサービスによって蓄積された専門知識をもとに、SCS評価制度の★3および★4に対する評価と施策の検討を行います。セルフチェックシートを用意し、企業が自己評価を容易に進められるよう支援します。
2. 個別のヒアリングと文書確認
評価に必要な文書を確認するだけでなく、セキュリティコンサルタントが企業ごとに詳細なヒアリングを行います。このことで、チェックシートでは把握できない実際の運用状況や、現場の隠れたルールにまで踏み込んだ実態に即した評価を実施します。
3. 柔軟なカスタマイズと支援が可能
本ソリューションはスタンダードとして2ヵ月のメニューを提供しますが、企業のニーズに応じて評価範囲や進行方法を柔軟にカスタマイズできます。また、評価後には実行計画の策定やセキュリティ体制の構築に関する支援も続けます。
提供開始日と価格
「IIJ SCS評価制度アセスメントソリューション」は2026年8月25日より提供を開始し、標準的なアセスメントは前半の現状調査を含む1ヵ月、後半の課題抽出と施策検討を含むもう1ヵ月で実施されます。参考価格は、★3に対応するプランが300万円〜、★4に対応するプランが400万円〜となっています。
大切なサプライチェーンのセキュリティを守る
IIJは、今後も企業のサプライチェーン全体のセキュリティ強化に向けて尽力していく所存です。
詳細は
IIJの公式サイトをご覧ください。