H.C.R.2024 第51回国際福祉機器展&フォーラムが開催
2024年の10月2日から4日まで、東京ビッグサイトの東展示ホールにて「H.C.R.2024 第51回国際福祉機器展&フォーラム」が行われます。このイベントでは、最新の福祉機器や技術を体験しながら学ぶことができ、一般財団法人保健福祉広報協会が主催という背景があります。 福祉の現状や将来について、さまざまな形で触れることができる貴重な機会です。
ふくしの魅力発見ゾーン
今年初めての試みとして、「ふくしの魅力発見ゾーン」が設けられます。ここでは、福祉現場で働く17名の経験談を満載した、3メートルの大きな柱が4本そびえ立つ「エピソードタワー」を用いて、若者たちに福祉についてのリアルな声を届けます。このゾーンでは、観客が直に触れ、見て聞くことで、福祉の世界にもっと身近に感じられるよう工夫されています。
福祉機器開発最前線
さらに、「福祉機器開発最前線」では、最新の研究、機器、技術が一堂に集まります。クリエイティブな未来を形作るための技術やアイデアが展示され、来場者は福祉機器の未来の進展を感じることができるでしょう。
防災展も併催
最近頻発する自然災害への対策として、もしもの時に備える防災展も同時開催されます。ここでは、災害ボランティアやDWAT(災害派遣福祉チーム)などの取り組みを紹介し、各企業が提供する防災関連製品も実際に触れることができます。災害時に役立つアイテムを展示し、来場者はそれらを実際に体験することが可能です。
出展予定の製品
展示会では、様々な福祉機器や備品が出展予定です。たとえば、株式会社エスパックの段ボール製品、名古屋工業大学による屋内用インスタントハウス、長期保存食のライフスープなど、実際に見たり触ったりできる製品が多数揃います。また、「車いす・移動支援機器等貸出コーナー」では、会場の移動に車いすが必要な方への貸し出しも行い、最新の車いすを体験できます。
子ども広場の特別企画
子ども向けのアクティビティも充実しており、車いすや電動車椅子を使用してサッカー体験ができる「子ども広場」が設けられます。参加者は、自分の身体にどのように圧力がかかるかを知るためのセンサーも利用できます。こうした体験を通じて、福祉の重要性を感じることができるでしょう。
Web展示会も開催
H.C.R.2024のリアル開催の他にも、ウェブ展示会が11月1日まで行われ、いつでもどこでも福祉機器情報に触れられるようになっています。情報を得た後で実際に体験することができるため、興味を持たれている方には非常に便利です。
詳しい情報
- - 主催者: 社会福祉法人全国社会福祉協議会、一般財団法人保健福祉広報協会
- - 後援: 厚生労働省、経済産業省、総務省、国土交通省、東京都、海外の各国大使館
- - 開催日: 2024年10月2日(水)〜4日(金)
- - 開催場所: 東京ビッグサイト・東展示ホール
- - Web展示会: H.C.R.Web2024は2024年9月2日(月)から11月1日(金)まで開催
福祉の未来を共に描くこの機会を、ぜひお見逃しなく!