セーフガーディング研修
2025-10-09 13:50:29

名古屋国際学園が東海地区初のセーフガーディング研修を開催

名古屋国際学園が東海地区初のセーフガーディング研修を開催



2023年9月27日、名古屋国際学園(NIS)で、東海インターナショナルスクール協会(TISA)が主催する初の「セーフガーディング(児童保護)ワークショップ」が行われました。この研修には、東海地区のさまざまな学校から70名以上の関係者が集まり、児童の安全・安心を確保するための枠組みについて学びました。

研修の概要



研修のテーマは「Building an Ecosystem of Care(安心して学べる環境づくり)」で、午前9時から午後3時30分までの間、参加者はセーフガーディングの強化についての実践的な知識を深めました。名古屋国際学園の学校長Matthew Parrとセカンダリー教頭Lisa Nnadozieによるオープニングプレゼンテーションの後、ワークショップは以下の4つの主要な分野に基づいて進行されました。

1. セーフガーディングに関する共通理解の構築



研修の初めでは、参加者間でセーフガーディングの基本概念や責任範囲を整理し、自校の現状を評価することから始まりました。これにより、各校が抱える重点課題を明らかにし、より具体的な目標設定が行われました。

2. 安全な学校を支える基盤としてのポリシー



次に、児童の保護や行動規範、安全な採用手続き、危機対応についての必須ポリシーを参加者が確認。これによって、学校としての強固な基盤を築くための基準が共有されました。

3. 実践を通じての文化の醸成



研修では、ポリシーを単なる文書に留めず、職員研修や生徒の意見の反映、環境デザインの見直しなど、実践に結びつける方法も探求されました。このプロセスを通じて、セーフガーディングの文化を学校内に根付かせることの重要性が強調されました。

4. 振り返りと行動計画の策定



最後に、各校はこの研修を踏まえて具体的な行動計画を策定しました。また、TISA全体としての共通認識や支援体制についても話し合いました。参加者には、セーフガーディングの専門家やカウンセラー、学校スタッフが含まれ、各方面での知見が持ち寄られました。

研修の意義



この研修を通じて、強固なポリシーの整備だけでなく、「ケア」を学校文化に根付かせる重要性が再確認されました。TISAの共同コミットメントを形にするための基盤が整い、今後の活動における指針が示されたといえます。

主催者は、「多くの参加者と高い関心は、子どもたちに安全で温かい環境を提供しようという強い思いを示すものです。本研修会はTISAネットワーク全体でセーフガーディングをさらに発展させるための重要なステップとなりました」と述べています。

名古屋国際学園について



名古屋国際学園(NIS)は、1964年に創立されたインターナショナルスクールとして、愛知県名古屋市守山区に位置します。国際バカロレアに認定され、中部地方のインターナショナルスクールをリードする存在として、国際的人材の育成に貢献しています。現在、3歳から18歳までの約500名、36か国の生徒が在籍しています。学校は、常に進化し続ける教育を提供し、インターナショナルな視野を持った人材を育てることを目指しています。詳しい情報は、名古屋国際学園のウェブサイトをご覧ください。


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会社情報

会社名
学校法人 名古屋国際学園
住所
愛知県名古屋市守山区中志段味南原2686
電話番号
052-736-2025

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