パナソニックが国際女性ビジネス会議で示すダイバーシティの力
2024年7月28日、パナソニック株式会社のくらしアプライアンス社は、5年ぶりにリアル開催される日本最大級のダイバーシティカンファレンス「第29回国際女性ビジネス会議」にゴールドパートナーとして参加します。この会議は、ライフスタイルを多様性で豊かにする活動として注目を浴びています。
当日は、社長の堂埜氏が「新しい事業を切り開く」というテーマでトークショーに参加し、リーダーシップやイノベーションについて熱心な議論を展開します。壇上には、堂埜氏の他に、株式会社アストロスケールの伊藤美樹氏も登場し、ファシリテーターの佐々木かをり氏と共に、多様な視点から事業の未来を語ります。特に、堂埜氏はパナソニックの経営戦略としての女性の力を強調し、さらにD&I(多様性と包括性)の重要性を説きます。
次に、円卓会議では、多様な視点がどのようにヒット商品を生み出すかについて熱いディスカッションが行われます。ナノケアドライヤーや頭皮エステなど、数々の美容家電を開発してきた女性幹部社員が参加し、自らの経験を通じて、多様性がいかに商品開発に寄与しているかを語る予定です。このセッションでは、参加者とのインタラクティブな交流を通じて、アイデアの即興クリエイションが生まれることが期待されています。
さらに、会場内で展開される企業ブースには、約40名の調理ソフト開発者が所属する「Panasonic Cooking @Lab」が出展します。ここでは、米や野菜など食材を活かした調理技術についてのデモンストレーションが行われ、炊飯器やオーブンレンジなどの製品に対するこだわりが紹介されます。特に、オートクッカーに採用された「攪拌技術」を使った実演や、スマホによる炊飯設定がなされる様子は、参加者にとっても興味深い体験となるでしょう。
「Panasonic Cooking @Lab」は、食材選びから調理までのプロセスを科学的に探求し、豊かな食卓を実現するための取り組みを行っています。おいしさと感動を届けるため日夜研究に取り組む同ラボの姿勢は、消費者の心に響くことでしょう。加えて、パナソニックの企業としての使命は、100年以上にわたる技術と経験を背景に、人々の生活を豊かにすることです。
パナソニックくらしアプライアンス社は、業務を通じてダイバーシティを推進しながら、社員のウェルビーイングにも力を入れています。この取り組みは、「人が生きる経営」として確立され、従業員一人一人が自身の力を発揮できる環境を作り出すことを目指しています。
今後も、同社は女性ビジネスの支援やダイバーシティの重要性を伝え、グローバルな視点での事業展開を進めていくことでしょう。2024年の国際女性ビジネス会議におけるパナソニックの活躍に期待が寄せられています。