NEXCO東日本、ソーシャルボンドを発行し地域活性化に寄与
東日本高速道路株式会社(NEXCO東日本)が2026年7月に発行予定のソーシャルボンドについて、大和証券が販売を引き受けることが発表されました。法人対象のこの債券は、大和証券の全国窓口で購入が可能で、投資家は購入後にその意義を公表する意向を表明することができます。
NEXCO東日本の背景
NEXCO東日本は、2005年に設立されて以来、関東以北の広域で高速道路の運営を行ってきました。同社は「地域社会の発展と暮らしの向上を支え、日本経済全体の活性化に貢献する」ことを経営理念に掲げ、様々な事業を展開しています。
特に、東京外かく環状道路や横浜環状南線の改築、高速道路リニューアルプロジェクトなど、地域に密着した事業を推進しています。これらの取り組みにより、NEXCO東日本は交通安全や渋滞対策にも積極的に関与しています。
ソーシャルボンドの目的
発行予定のソーシャルボンドは、地域社会や環境への配慮を前提とした資金調達方法として注目されています。NEXCO東日本は、社会的・環境的課題の解決を目的としたプロジェクトにこの資金を充当する計画です。これにより、高速道路の老朽化対策や自然災害への対応が加速されることで、より安全で環境に優しいインフラが整備されることが期待されています。
このボンドは国際資本市場協会(ICMA)の定めるソーシャルボンド原則に適合し、格付投資情報センター(R&I)からもセカンドオピニオンを取得しています。また、SDGsの目標に基づいて地域活性化や災害対策に寄与することを目指しています。
投資家の関与
本債券を購入した法人は、その意義を公表することができ、NEXCO東日本のホームページにも掲載されます。この仕組みにより、法人 investors はその存在感を高め、地域社会への貢献をアピールできるのが特徴です。購入者にはインフラ整備の透明性が提供され、他の投資家への刺激となります。
今後の取り組み
NEXCO東日本は、2026年度から新たな中期経営計画に基づき、自動運転やAIの活用といった次世代の高速道路の導入を進めていく方針です。さらに、防災や減災対策のための橋梁・盛土の耐震補強にも取り組む予定です。これらの取り組みを通じて、カーボンニュートラルの実現を目指し、2050年に向けて持続可能な社会の構築を工程しています。
発行予定概要
具体的な発行予定は2026年7月の初旬に決定され、発行額は5年・7年・10年のそれぞれ300億円、50億円、100億円が見込まれています。利払いは毎年5月と11月に行われ、発行時にはAA+の格付けが想定されています。
NEXCO東日本は、これまでに多くの投資表明を受けており、改めて社会課題への取り組みを拡大する意向を示しています。このソーシャルボンドは、地域に根ざしたインフラ整備とその持続可能性に寄与する重要な一歩と言えるでしょう。