大阪関西国際芸術祭2025シンポジウムの詳細
2025年7月、グランキューブ大阪にて『Study Meeting:アート&インパクト、我々(地球)はどこへ行くのか』というシンポジウムが開催されます。このシンポジウムは、『Study:大阪関西国際芸術祭 2025』の一環として行われ、テーマは“ソーシャルインパクト”です。このイベントは、日本と韓国の国交正常化60周年を記念する国際アートフェア「Study × PLAS : Asia Art Fair」と同時に実施される予定です。
シンポジウムの概要
シンポジウムの期間は2025年7月21日(月・祝)から7月22日(火)までで、会場は大阪国際会議場(グランキューブ大阪)の特別会議場にて行われます。参加者は、アートフェア入場のためのチケットを購入する必要があり、一般は前売り3,000円、学生は2,500円、中学生以下は無料です。これまでのプレイベントを踏まえて、今年で4回目を迎えるシンポジウムですが、アートを通じた国際的な対話と共創の場を提供する重要なプログラムとして位置づけられています。
プログラム詳細
シンポジウムの初日はオープニングパフォーマンスとして、笹岡隆甫が登壇いたします。その後、地球環境学研究所の所長である山極寿一氏によるオープニングトークが予定されています。続いて、登壇者には多岐にわたる専門家が参加します。例えば、北極冒険家の荻田泰永氏や、参議院議員であった嘉田由紀子氏などが名を連ねています。7月22日には、さらなるセッションが行われ、総合地球環境学研究所の阿部健一氏や、大阪大学の鈴木大輔氏が登壇します。
このプログラムでは、アート、サイエンス、テクノロジー、そして人類学などの異なる分野が交差する議論を展開し、地球規模の課題に対峙します。さらには、大学や研究機関との連携を通じて、未来社会を構成する知的な基盤としてのアートの可能性を探ることを目的としています。
アートフェアの特徴
このシンポジウムが同時開催される日韓共同による国際アートフェア「Study × PLAS : Asia Art Fair」も魅力的なイベントです。こちらは、アジアから60以上のギャラリーが参加し、多彩なアーティストたちが集結します。関連イベントとして、サイエンス・アートアワードやクリエイティブ・ビジネスコンテストも行われ、クリエイティブと社会の関係を探る多様なプログラムが展開されます。
この芸術祭は、2025年の万博を視野に入れ、文化・芸術を通じた社会問題へのアプローチを目指しており、国際機関や大使館の協力を得て、グローバルな視点からの新たな対話と発見を促進します。また、万博開催期間中にも広がりを持ち、大阪を舞台にした社会課題の可視化や経済活性化を図る予定です。
このシンポジウムとアートフェアは、『Study:大阪関西国際芸術祭 2025』の重要な要素であるだけでなく、今後のアート界においても注目すべきイベントとなります。アートと社会の関係を見つめ直し、未来の可能性を探る「場」として、多くの方々の参加が期待されています。
参加方法
シンポジウムへの参加には、アートフェアのチケットが必要であり、詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。来年の夏、大阪でのアートと社会に関する探求の旅に参加するチャンスをお見逃しなく!
詳しい情報やチケット購入については、以下のリンクをご参照ください。