高級日本酒TAKANOME、台湾アート展に協賛し特別ディナーを開催

高級日本酒TAKANOMEが台湾での文化イベントに協賛

高級日本酒ブランド「TAKANOME」は、2025年9月28日に台湾の高雄市に位置する金馬賓館當代美術館（ALIEN Art Centre）で開催される企画展「塵と金」に協賛しました。この展覧会は、日本人アーティスト藤村真と陶芸家道川省三による二人展で、彼らの作品を通じて時間や物質の関係性を探求する内容となっています。

オープニングイベントには、台湾全国からアートや文化に興味を持つ様々な方々が集まり、高雄の文化的な魅力を体感しました。このイベントでは、TAKANOMEが高級日本酒を提供し、参加者に新たな日本酒の魅力を知ってもらう貴重な機会となりました。

さらに、2025年9月20日には、東京・日本橋にある日本料理「山崎」とのエクスクルーシブディナーを開催。富山県に本店を構える「山崎」は、4半世紀にわたり高岡でも愛され続け、ミシュラン2つ星を獲得した名店です。この特別な夜では、季節の食材を活かした料理を提供し、TAKANOMEの銘柄や限定酒を新たなペアリングで楽しむことができました。

台湾・ALIEN Art Centreについて

ALIEN Art Centreは、高雄市の金馬賓館を再生した現代美術館で、台湾最大の貿易港を有する港町に位置しています。近年、この場所はアートと文化の中心地として注目されています。今回の展覧会「塵と金」は、物質性をテーマにした作品群を展示し、絵画と陶芸を通して「時間」と「物質」の関係を探ります。

TAKANOMEは、2019年の創業以来、日本酒を通して文化の発展に寄与することを理念としています。これまでにも陶芸家とのコラボレーションや国際映画祭への参画など、様々な文化活動を展開してきました。特に2024年からは台湾での活動を強化し、現地文化との融合を目指しています。

日本料理「山崎」のエグゼクティブディナー

ディナーでは、四季折々の恵みを取り入れた特別メニューが提供されました。松茸と鱧のお鍋、煮上げた鰻、そして胡麻の風味を楽しむ蕎麦など、旬の食材を活かした料理が次々と運ばれ、参加者を満足させました。特に注目されたのは、TAKANOMEの「海底熟成酒」。この酒は時間をかけて熟成されたもので、料理とのハーモニーを楽しむ瞬間が参加者に新たな体験を提供しました。

日本料理「山崎」の料理長、山崎氏は「TAKANOMEの味わいは、日本酒の概念を変えるほど衝撃的でした。これからも共に日本文化の素晴らしさを発信していきたい」と語り、両者の情熱が重なり合いました。

展覧会と食事で感じる日本文化

このイベントを通じて、アートや日本酒が交差する新たな文化体験が生まれました。TAKANOMEは日本の伝統美を大切にしながら、現代的な価値を生み出すことに挑戦しています。今回の台湾での文化交流は、今後も続く合作への第一歩と言えるでしょう。会期中には、道川氏とのコラボレーション酒器や限定ラベルの日本酒も展示される予定です。

高級な日本酒と四季折々の美味しい料理が楽しめるこのイベントは、多くの食文化ファンにとって、心に残る特別な経験となったことでしょう。