災害時の電力確保に向けた大東市とパナソニックの新協定
大阪府大東市では、2024年9月4日(水)に、パナソニック ホールディングス株式会社との間で「災害時における生活物資の供給等に関する協定」の締結式が行われます。この協定は、災害発生直後に必要となる電力供給の迅速化を目指しています。
自然災害の影響により、特に大規模な災害の場合、市全体が停電に見舞われるリスクが高まります。この時、携帯電話の充電や夜間での明かりが不可欠なニーズが急激に増加するため、迅速な物資供給が求められます。そこで、乾電池やモバイルバッテリーなど、日常生活に欠かせないアイテムの提供を早期に実現するため、今回の協定が締結される運びとなりました。
協定締結式の詳細
協定締結式は、大東市役所本庁の委員会室で行われ、以下の時間で予定されています。
- - 日時: 令和6年9月4日(水)午前11時15分 ~ 11時45分
- - 場所: 大東市谷川1丁目1番1号 大東市役所本庁2階委員会室
この式には、関係者の参加が奨励されており、多くの方々にお集まりいただきたいとのことです。
供給される物資
協定に基づいて供給される物資は次の通りです:
- - 乾電池(単1、単3、単4)
- - 乾電池式充電器
- - モバイルランタン
災害発生時には、急速に応急対応が求められ、様々な物資を必要とすることから、これらの物資の供給が特に重要です。乾電池は使用中に自然と消耗していくため、行政による大量の備蓄が難しいのが実情ですが、今回の提携によって、パナソニックが企業の拠点からスムーズな供給を行うことで、一時的な電力不足を軽減し、被災者への生活支援に寄与することが期待されています。
期待される成果
この協定によって、大東市は災害発生時に必要な電力源を安定的に確保し、市民の安全を守る体制を強化することができます。大規模な災害が発生する前から、このような協定が結ばれることは、市の防災対策として非常に意義深いことです。
パナソニックは、家電製品を中心とした多様な商品を扱う企業であり、生活の質を向上させることに貢献しています。災害時における生活物資供給を通じて、地域社会における信頼関係を一層深めていくことが期待されています。