超臨界二酸化炭素を利用した高機能素材創出セミナー
さまざまな技術革新が進んでいる現代において、環境負荷低減を目指す企業の取り組みが注目されています。その中でも、超臨界二酸化炭素(CO2)を利用した技術は、多くの分野での応用が期待されています。今回は、2025年3月19日(水)に開催されるセミナーについて紹介します。
セミナーの概要
このセミナーは、株式会社シーエムシー・リサーチが主催し、神鋼エアーテック株式会社の山形昌弘氏を講師として迎えます。ZOOMを通じてライブ配信されるこのセミナーでは、超臨界二酸化炭素を利用することで創出できる高機能素材のさまざまな応用について学びます。受講料は一般44,000円(税込)、メルマガ会員は39,600円(税込)、アカデミック価格は26,400円(税込)で、資料も提供されます。
参加のメリット
参加者は、超臨界二酸化炭素の基礎からその利用技術について幅広い知識を得られます。この技術がどのように機能素材の創出に役立つのかを学ぶことで、業界内での新たなアイデアやビジネスチャンスを模索する助けとなるでしょう。環境に優しい素材開発を目指している方には特に貴重な機会となります。
セミナー対象者
このセミナーは、以下のような方々を対象としています:
- - 食材や生体適合材、高分子材料など、新たな高機能素材の創出を目指す技術者・研究者
- - 環境負荷を低減したいと考えている企業の担当者
- - 超臨界二酸化炭素について知識を深めたいと考えている方
講師紹介
講師の山形昌弘氏は、1979年に神戸製鋼所に入社し、化学プロセスや超臨界流体の研究開発に深く関わってきました。長年の経験に基づく豊富な知識から、実例を交えた解説が期待されます。また、彼の専門分野には、化学工学やガス分離プロセス設計、超臨界流体プロセス開発などがあります。
ソーシャルインパクト
特に、スポーツフットウェア業界での事例では、ナイキ社が超臨界二酸化炭素を用いた無水染色技術「ColorDry」を展開しており、環境への配慮がビジネスに組み込まれつつあります。このような事例を通じて、持続可能な開発と新素材創出がどのように結びつくかを考える良い機会となるでしょう。
申し込み方法
興味がある方は、シーエムシー・リサーチの公式サイトから申し込むことができます。参加者には専用の視聴用URLがメールで送付され、セミナー当日は録音や撮影は禁止されていますが、インタラクティブな質疑応答の時間も設けられています。
今後のウェビナー情報
シーエムシー・リサーチは、今後も多くのテーマでウェビナーを開催予定です。例えば、バイオリアクターの設計やファインバブルの利用に関するセミナーも予定されています。
このセミナーは、高機能素材産業における新しいアイデアを探求する絶好の機会です。ぜひ、この機会に参加してみてはいかがでしょうか。