アメリカ市場に新登場!富士フイルムの「Apeos」シリーズ複合機
富士フイルムが米国市場に挑む
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社は、米国においてオフィス向けデジタルカラー複合機「Apeos」シリーズの販売を新たにスタートしました。これにより、現地市場におけるプレゼンスを一層強化し、同時にプロダクションプリンター「Revoria Press」シリーズも展開することになります。
新たな販売戦略
この販売開始は、10月から現地の大手販売代理店を通じて行われ、富士フイルムは2021年4月から拡大してきた製品の販売国に米国を加えました。これまでアジアパシフィック、欧州、中東、インド、メキシコ、南アフリカで販売してきた実績を元に、米国市場での強化が期待されています。特に、商業印刷向けの「Revoria Press」シリーズやDTP専用の「ApeosPro」シリーズも同代理店を通じて販売され、ワークフローの効率化が図られます。
「Apeos」シリーズの特徴
今回アメリカで販売される「Apeos」シリーズには、A3およびA4サイズ対応の複合機が含まれています。具体的には、計7機種がラインアップされており、その中には省エネルギー性能に優れ、トナーの消費電力を大幅に減少させるSuper EA-Ecoトナーを採用した製品も含まれています。この技術により、トナーの定着温度が低下し、CO2排出量が従来の製品に比べて54%も削減できます。環境負荷を最低限に抑えつつ、業務の効率を向上させることが可能です。
加えて、セキュリティ機能も充実しており、顧客のビジネスにおける業務品質なども向上させる役割を果たします。
印刷業界での地位を確立
「Revoria Press」シリーズは、通常のCMYKの印刷機能に加え、2色の特殊トナーを使用した印刷も可能です。これにより、高品質で多様な印刷ニーズに応えることができます。また、これらの製品は、欧米やアジアパシフィック地域のプロダクションプリンティング市場で強い影響力を持ち、ビジネスの付加価値向上に寄与しています。
結論
富士フイルムビジネスイノベーションは、技術力を活かした製品開発を進めながら、グローバルな市場でのプレゼンスを高めています。「Apeos」シリーズの新発売は、米国市場における競争力を一段と強化するための重要な一歩です。今後の展開にも注目です。
会社情報
- 会社名
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富士フイルムビジネスイノベーション株式会社
- 住所
- 東京都港区赤坂9-7-3ミッドタウン・ウェスト11階
- 電話番号
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