ニキビ治療の啓発を進める新CMキャンペーンがスタート
ニキビ治療の啓発キャンペーンが新たに始まる
ガルデルマ株式会社と塩野義製薬株式会社は、2010年から取り組んでいる尋常性ざ瘡(ニキビ)の啓発キャンペーンを継続し、2023年7月1日より新しいTV-CMを全国で展開しています。これにより、多くの人々にニキビ治療の重要性を伝え、皮膚科への相談を促進することを目的としています。
ニキビは非常に一般的な皮膚疾患で、数多くの人が経験します。その実態は慢性的なもので、主に顔に現れるため、患者の生活の質(QOL)に悪影響を及ぼすことがあります。しかし、ニキビ治療といえば、スキンケア製品や自己判断に頼ってしまうことが多く、皮膚科での適切な治療が行われないケースが依然として目立ちます。特に、日本では海外と比べて医療機関受診率が低く、適切な治療が行われていない現状があります。
このような状況を踏まえ、両社はニキビ患者に正しい情報を提供し、早期に皮膚科での治療を受けるよう啓発活動を続けてきました。このたびの新TV-CMでは、バラエティ番組で活躍するバナナマン(設楽統さん、日村勇紀さん)をイメージキャラクターに起用し、キャンペーンのメッセージを広く届ける試みを行っています。
新しいCMの内容
新CMは「隠れニキビ編」と「ニキビループ編」の2本で構成されており、各15秒の短いものです。CMでは、「ニキビは皮フ科へ」「健康保険等が使えます」といったメッセージを通して、皮膚科での治療が患者の生活の質を向上させる可能性があることを強調しています。視聴者が、ニキビに対する意識を高めるきっかけとなればと願っています。
ニキビ治療剤「ディフェリン®ゲル0.1%」について
ガルデルマは、外用尋常性ざ瘡治療剤「ディフェリン®ゲル0.1%」を2008年に日本で初めて承認されました。この製品は、有効成分アダパレンを含み、ニキビの発生を抑えることが特徴です。アダパレンは、皮膚の細胞に作用し、毛包内での異常な角化を防ぐことで、ニキビの前段階である面皰の形成を抑制します。そのため、より進行した炎症性ニキビを未然に防ぐことが可能です。
尋常性ざ瘡治療の国内の現状
ニキビ治療において、皮膚科医による適切なアプローチが必要とされていますが、日本では未だに受診率が低く、適切な治療が進んでいないという課題があります。今回のキャンペーンを通じて、患者が医療機関での治療の重要性を認識し、積極的に受診するよう促すことが狙いです。特に、ディフェリンは皮膚科学会のガイドラインにおいて推奨されている薬剤であり、効果的な治療の選択肢とされています。
この新たな取り組みが、ニキビに悩む患者にとってより良い生活を送るための手助けとなることを期待しましょう。 | 皮膚科医師による早期治療が、何よりものQOL向上につながるのです。
会社情報
- 会社名
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塩野義製薬株式会社
- 住所
- 大阪府大阪市中央区道修町3丁目1番8号
- 電話番号
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