シマダハウス創業者が贈る温湿度表示付時計台
世田谷区の千歳烏山と調布市の仙川に、新たな街のシンボルが誕生します。これを実現したのは、シマダハウス株式会社の創業者である島田政治氏(91歳)です。2026年6月18日と19日には、個人寄贈プロジェクトの一環として、両地域に「温湿度表示付時計台」を設置し、テープカットと表示板点灯式を祝います。この時計台は、毎日12時と16時にクラシック音楽を流し、現在時刻や温度、湿度、熱中症予防の注意喚起を掲示します。
プロジェクトの背景
シマダハウスのルーツは1952年に設立された米屋にあり、1960年には建築不動産業に進出しました。この地はシマダグループの「発祥の地」であり、当地の人々から数十年にわたり支えられ育てられてきた歴史があります。島田氏は「地域への恩返しの形として、住民に愛されるシンボルを作りたい」という強い願いを抱いています。近年、スマートフォンの普及により地域のつながりが希薄化していますが、音楽が流れる時計台を通じて、住民同士の交流が生まれることを期待しています。
温湿度表示付時計台の意義
現代の厳しい夏の気候がもたらす熱中症の危険に対する認識が高まる中、島田氏は「街の人々の健康を守りたい」との思いから、この時計台の必要性を強く感じました。単なるモニュメントではなく、毎日の暮らしに寄り添い、地域住民の健康をサポートする「生きたシンボル」としての役割が期待されています。
現場主義に基づくこだわり
このプロジェクトでは、選曲やデザインに関して徹底したこだわりがあります。特に、島田氏の「現場主義」に基づき、実寸模型を作成し、現地で高さや大きさ、デザインを慎重に調整しました。プロジェクトの進行にあたり、音響テストも行い、実際に音色を確認するなど、地域に寄り添った細かな配慮がされています。
新たなランドマークの登場
温湿度表示付時計台は、地域住民にとって新しい待ち合わせ場所となり、地域のコミュニティ活性化にも貢献することが見込まれます。時計台が流すクラシック音楽は、千歳烏山ではドヴォルザークや讃美歌、仙川ではヘンデルやモーツァルトの曲が厳選されています。これにより、地域に根ざした文化的な交流も促されるでしょう。
地域専門家とのコラボレーション
選曲やアナウンスには地域の音楽家や専門家の知識が活かされています。選曲監修には、桐朋学園大学卒のヴァイオリニスト小寺麻由氏が携わり、熱中症注意喚起アナウンスは、元NHKキャスターである遠藤萌美氏が担当しています。このような地域の声が反映された時計台となることで、より身近に感じられる存在となることが期待されています。
島田政治氏のメッセージ
島田氏は、「現場に答えがある」との信念で、プロジェクトに取り組んでいます。彼は、地域の皆様の意見を踏まえながら、この温湿度表示付時計台が千歳烏山と仙川の皆様にとって、日常生活に寄り添う場所となることを願っています。
シマダグループのビジョン
シマダグループは1952年に始まり、現在は多様な事業を展開中。地域と共に歩む企業として、未来の世代に貢献することを目指し続けています。しっかりとした基盤を持つ強い企業でありながら、地域の人々の暮らしをより豊かにするための様々な取り組みを今後もしていく予定です。