秋の京都が妖怪の舞台に!「怪々YOKAI祭」の全貌
京都市右京区の東映太秦映画村では、2024年9月14日から12月8日までの期間限定で、一大妖怪フェス「怪々YOKAI祭」が開催されます。このイベントは、約100体の妖怪が映画村を練り歩く「うずまさ百鬼夜行」をはじめ、様々なアート展示や体験型アクティビティを楽しむことができる、妖怪と現代ポップカルチャーが融合した新しい形の祭典です。
妖怪たちが集結!「うずまさ百鬼夜行」
「うずまさ百鬼夜行」では、ぬらりひょんやあまびえ、さまざまな妖怪たちが夕暮れ時の映画村を彩ります。この神秘的なパレードは、平安時代の夜を再現したもので、参加者は目の前に広がる妖怪の世界を体験することができます。特に9月14日、10月26日、12月8日には、通常の百鬼夜行に加え、特別に「うずまさ大百鬼夜行」が行われ、さらに多彩な妖怪たちが登場します。
妖怪を探し出せ!「妖怪変化ラリー」
「妖怪変化遊行」では、子ども妖怪「夜行童子」と協力し、古道具を妖怪に変化させるラリーが展開されます。手順を踏むことで、古道具が生命を持ち、妖怪に生まれ変わります。そして、成功すると素敵なステッカーがもらえるので、参加したお子さんも大興奮間違いなし!このアトラクションは、人気GIFアニメーターのmisato.が手掛ける特別なアニメーションも楽しむことができます。
アートで感じる妖怪文化「怪々YOKAIアート展」
このイベントでは、新進気鋭のクリエイターたちによる妖怪をテーマにしたアート作品の展示も行われます。「怪々YOKAIアート展」では、参加アーティストのグッズも販売され、妖怪に触れるだけでなく、そのアートを通じて新たな楽しみ方を提供します。特に注目したいのは、全長10メートルに及ぶ「百鬼夜行“幼怪”図屏風」。この作品は、可愛らしい幼い妖怪たちの姿を描き、訪れた人々を魅了します。
京都の妖怪伝説を紐解く「京都妖怪ものがたり」
妖怪文化研究家の河野隼也が監修する「京都妖怪ものがたり」は、映画村内でのみ観賞できる特別映像です。この映像では、京都の隠れた妖怪の物語が語られ、参加者たちはQRコードを使ってその映像を楽しむことができます。
特別な体験「怪々YOKAIグリーティング」
また、映画村内のどこかには妖怪たちが現れ、参加者との交流を楽しみます。この「怪々YOKAIグリーティング」では、さまざまな妖怪と写真を撮ったりお話ししたりする貴重な機会が待っています。どの妖怪に会えるかは運次第!
食べて楽しむ「怪々YOKAIフード」
食の面でも「怪々YOKAI祭」は充実しています。イベント限定のフォトジェニックな妖怪フードやドリンクが登場し、見るだけでなく、味わう楽しみも徹底しています。
バスツアーで巡る「魔界京都」
さらに、魔界スポットを巡るバスツアーも開催。特別なモノノケガイドとともに、妖怪にまつわる知識を深めながら京都の知られざる歴史を学べます。
まとめ
「怪々YOKAI祭」は、古き妖怪文化を現代的な視点で再構築し、多くの人々に新たな体験を提供するイベントです。京都ならではの風情あふれる映画村で、妖怪たちとともに特別な秋のひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。ユニークなアクティビティが盛りだくさんのこの祭典に、ぜひ足を運んでください。