名古屋に新しい障害者雇用の拠点が誕生
名古屋市中村区に新しく開設される「Diverse Village NAGOYA」は、障害者雇用の新たな地域センターとなります。この施設は、株式会社スタートラインが運営し、自社の理念である「誰もが自分らしく生きる社会」を実現するための重要な一歩です。2026年5月1日にオープンするこの拠点では、約60人の障害者が雇用される予定で、合計で約80名のスタッフが働く環境が整えられます。
Diverse Villageとは何か?
Diverse Villageは、スタートラインが提供するサテライト型サービスが集約された拠点です。ここの特徴は、施設利用企業が障害者を直接雇用するスタイル。これにより、障害者は自分の特性に合った業務に取り組むことができ、職場での成長を実感しやすくなります。「Diverse Village NAGOYA」では、コーヒーの焙煎業務やオフィスワークなど、様々な業務が用意されており、彼らの個別のスキルに応じた職務を選択することができます。
サテライト型サービスの展開
Diverse Village NAGOYAでは、特に注目すべきサポートサービスが展開されています。その一つが「ロースタリー型障害者雇用支援サービス BYSN」です。BYSNでは、障害者がコーヒー豆の焙煎を担当し、高品質なプロ仕様のコーヒーを製造します。このプロセスを通じて、イベントや展示会での商品の提供が行われるため、利用企業にとっても顧客とのコミュニケーションを活性化させる良い機会となります。
さらにBYSNでは、資格取得の支援も行い、一人ひとりの成長をサポートします。コーヒーマイスターなどの資格を通じて、職業的スキルを向上させる機会も提供されます。
他にも「障害者雇用支援サービス サポート付きサテライトオフィス INCLU」があり、バリアフリーを考慮した環境整備だけでなく、専門的な知識を持つ社員が常駐することで、安心して就業できる環境を提供しています。
スタートラインの役割
スタートラインは、2009年に設立され、障害者雇用における新しい「場」の提供と定着支援の推進を行っています。ABA(応用行動分析)やCBS(文脈的行動科学)、第三世代の認知行動療法を基にした支援方法を用いることで、障害者の採用と定着を重視したイノベーションを実現しています。
様々な障害種別に対応した支援を行うため、特化したプログラムや研修を展開し、障害者や企業向けに高度なコンサルティングを行っています。様々な選択肢を提供することで、より多様性に富んだ社会を目指しています。
このように、Diverse Village NAGOYAの開設は、名古屋の地域にとっても良い影響を持つことが期待されています。今後も障害者雇用の新しい道を開く存在として、注目されることでしょう。