源氏物語絵巻公開
2024-09-12 19:40:51

名古屋の徳川美術館で鑑賞できる国宝「源氏物語絵巻」の特別公開情報

名古屋で体験!国宝「源氏物語絵巻」の美しい世界



日本の文学史において非常に重要な作品である「源氏物語」。その魅力を絵巻という形で視覚的に楽しめる名作が、名古屋の徳川美術館で特別公開されています。この公開は、10月22日から11月4日までの日程で行われますが、さらに9月から11月にかけて、様々な場面が順次展示されています。

公開される巻物の詳細


国宝「源氏物語絵巻」は、平安時代の王朝文化を反映した現存最古の物語絵巻として知られています。徳川美術館では、この絵巻の中から選りすぐりの5巻が公開され、その中には特に魅力的なエピソードが含まれています。

  • - 蓬生(9月22日~10月6日): 光源氏が末摘花の屋敷で再会し、彼女を支援することを誓います。
  • - 柏木(10月8日~10月20日): 自責の念にかられた柏木が、光源氏の息子に別れを告げる場面です。
  • - 東屋(10月22日~11月4日): 浮舟が中の君に影響を受け、彼女の気持ちが複雑に交錯する瞬間が描かれています。この他、関屋竹河も11月中旬に公開される予定です。

「源氏物語絵巻」の価値


この作品は、12世紀前半に制作されたとされ、紫式部の著作を基にした内容が魅力です。絵巻はただの絵ではなく、王朝時代の人々の生活や感情を豊かに描写するため、王朝文化を理解する上で貴重な資料ともなっています。美しい筆致の詞書(ことばがき)も、鑑賞をより深いものにしています。

展示の背景と目的


徳川美術館は、この特別展示を通じて、観覧者に「源氏物語」の魅力を伝えるだけでなく、その文化史を明らかにしようとしています。紫式部が紡いだ世界観が、どのように今に受け継がれてきたのかを知る貴重な機会です。

アクセスと入館情報


徳川美術館は名古屋市に位置し、800円で入館することができます。土曜日には高校生以下が無料となる配慮もあり、多くの人々が訪れやすくなっています。また、インターネットからチケットを事前購入することもできます。

  • - 所在地: 名古屋市東区徳川町1017
  • - 開館時間: 10:00~17:00(最終入館は16:30)
  • - 休館日: 月曜日(祝日の場合は直後の平日)

美術館の公式ウェブサイトでは、最新情報やその他の展示についても確認できますので、訪れる前にチェックしておくことをお勧めします。

この機会に、名古屋の文化的な宝物と呼べる国宝「源氏物語絵巻」を楽しみながら、時を超えた美の世界に浸ってみてはいかがでしょうか。魅惑的な王朝文化を体験できる特別な時間が待っています。


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会社情報

会社名
徳川美術館
住所
愛知県名古屋市東区徳川町1017
電話番号
052-935-6262

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