みらい株式会社の大矢元起氏、地域力創造アドバイザーに就任
広島市に本社を構えるみらい株式会社の大矢元起(おおやもとき)取締役COOが、総務省が設ける「地域力創造アドバイザー」に選任されました。この制度は、全国の地方自治体が抱える様々な課題に対して、専門的な知見を持つ人材によるアドバイスや支援を実施することを目的にしています。大矢氏がこの役割を担うことで、地域づくりや課題解決に新たな風を吹き込むことが期待されています。
大矢氏の地域活性化への取り組み
大矢元起氏は、熊本県の天草市を拠点に、企業誘致及びデジタル人材の育成を中心にした地域の活性化に力を注いできました。彼の取り組みは、単なる企業の誘致を超えて、企業と地域住民との持続的な関係構築を重視しています。
具体的には、育児や介護を行いながらも仕事を続けられるテレワーク環境の整備や、多様な働き方を実現するプラットフォームの構築などがあります。このような実践的な施策は、地域の実情に即したものであり、大きな支持を受けています。
天草市での実績
大矢氏の指導のもと、天草市では、過去3年間にわたり都市部のIT企業を中心に20社以上の企業誘致を実現し、100名を超える地元の雇用を生み出しました。また、テレワーク人材の育成にも注力し、セミナーやスキルアップ講座を通じて、100人以上の新たなテレワーカーを育成しています。
今後への展望
大矢氏は、地域力創造アドバイザーとしての役割を通じて、天草市で培った経験やノウハウを全国各地へ展開することを目指しています。これにより、それぞれの地域が持つ独自の特性や資源を活かし、持続可能な地域社会を構築するための支援を行う予定です。地域固有の資源を活用し、地域住民の協力を得ながら、効果的なモデルを確立し、地域一体の発展を促進していくことが期待されています。
プロフィールと活動内容
大矢元起氏は、法政大学にて歴史を学んだ後、民間企業での営業活動や教育、アウトソーシング事業に従事し、2021年よりみらい株式会社にてCOOを務めています。また、彼は市民交流イベント「ルイーダの酒場」などの地域イベントを定期的に開催し、地域の活性化に寄与しています。
さらに、彼の豊富な経験は、総務省や国立大学法人、さらには地方自治体においても講演や講師として高く評価されており、地域力を高めるためのイベントやセミナーを数多く実施しています。
今回の地域力創造アドバイザーへの就任は、まさに彼の献身的な努力と地域貢献が認められた証と言えるでしょう。と同時に、今後の活動がより多くの地域に希望をもたらすことが期待されます。