加納浄水場工事開始
2025-10-28 10:21:51

和歌山市の加納浄水場で機械設備工事がスタート!水環境を守る新たな一歩

和歌山市の加納浄水場での新たな挑戦



2025年10月7日、水ing株式会社のグループ企業である水ingエンジニアリングが、和歌山市の企業局との間で「加納浄水場ろ過池機械設備工事」に関する契約を締結しました。この工事は、和歌山県における水道水供給の重要な基盤を支えるもので、長年にわたって地域社会に貢献してきた加納浄水場において、新たな一歩を踏み出すこととなります。

加納浄水場の重要性


加納浄水場は、紀の川を水源とし、1973年から活動を始めた和歌山市の基幹水道施設です。市民の日常生活に欠かせない水道水の供給を担う同浄水場は、長い年月の中で老朽化が進行し、これに対応するための計画的な更新事業が求められていました。耐震化や施設能力の増強を目的としたこれらの取り組みは、地域の人々が安全に水を利用できる環境を提供するための前向きなステップとなっています。

工事の詳細


今回の工事には、自然平衡自己逆流洗浄型ろ過装置を中心に、ろ過池の覆蓋や各種配管の整備が含まれます。新しい技術を導入することで、既存設備の運用と並行し、効率的かつ安全に工事を進めることが可能です。水ingエンジニアリングは、既存設備の運転や維持管理に配慮しながら、2025年10月8日から2029年10月16日までの期間で施工を行います。この工事は、165,000m³/日の浄水能力を持つ加納浄水場の機能向上を図るもので、その契約金額は約48億円という大規模なプロジェクトです。

持続可能な水インフラの実現へ


水ingグループは、生活の源である水を通じて地域社会に貢献し続けることを理念としています。「水の先をつくれ。」というブランドメッセージのもと、浄水施設の設計や運営に関わる専門知識を活かし、持続可能な水インフラの構築を目指しています。今後も人々の暮らしと街の未来を支える活動を続けていくことでしょう。

加納浄水場での新たな取り組みが、地域の水環境をより良いものへと導くことを期待しています。そしてこの工事が終わる頃には、さらに安全で安心な水道水を市民に届けることができるようになるでしょう。

会社概要


水ing(すいんぐ)グループは水処理施設全般の設計・建設・運営を手掛けており、全国約300か所で運転・維持管理を行っています。水を通じて地域の課題に取り組み、持続可能な社会の実現に向けて活動しています。公式WEBサイトでは、より詳細な情報を提供しています。


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会社情報

会社名
水ing株式会社
住所
東京都港区東新橋1-9-2汐留住友ビル27階
電話番号

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