ルイ・ヴィトンのビューティーコレクション「ラ・ボーテ」
ルイ・ヴィトンが新たに発表した「ラ・ボーテ ルイ・ヴィトン」。このコレクションは、旅の真髄と卓越したクリエイティビティを体現したものです。デザインを手がけたのは著名なインダストリアルデザイナー、コンスタンティン・グルチッチ。彼は、クリーンで建築的な要素を取り入れたオブジェを生み出しました。
各アイテムはミニマルながらラグジュアリー感を漂わせ、使い捨ての製品から長年愛される宝物へと昇華されています。リップスティックやアイシャドウのデザインには、ルイ・ヴィトンのアイコニックなトランクの金具からインスパイアを受けたディテールがふんだんに盛り込まれ、伝統と現代の交差点で新たなアイデンティティを示しています。
卓越したデザインとエモーショナルな体験
「私たちのデザインは手に持ったときの感触、閉める時の音、素材の温度などが一体となり、エモーショナルなつながりを生み出します。」とグルチッチは語ります。アルミニウムや真鍮を素材に使い、長く使えることを重視した今回のコレクションは、ただの美しさだけでなく、機能的で持続可能な製品を目指しています。
サステナビリティへの取り組み
「ラ・ボーテ」はサステナビリティの理念にも深く根ざしており、使い捨ての製品を最小限に抑え、レフィル可能なデザインを採用しています。グルチッチは、「可能な限りプラスチックを避け、耐久性のある素材を選ぶことが重要だ」と強調します。製品は、今後も長く愛用され、持ち主と共に生きることを意図して設計されています。
また、パッケージデザインにも細部にわたる配慮が行き届いており、シェード名が刻まれたリップスティックの芯や、専用ケースの革新的なロックシステムなど、サステナブルでラグジュアリーな体験を提供します。
ビューティーを通じた旅のエレガンス
「ラ・ボーテ」のメイクアップアイテムは、ルイ・ヴィトンの旅の哲学と密接に結びついています。ビューティーが求められるところに寄り添うこのコレクションでは、特別なバニティトランクも製作されました。20世紀初頭にルイ・ヴィトンが製作したビューティーケースと、現代のビューティーステーションへのオマージュが表現されています。1920年代のバニティからインスパイアを受けたこのメイクアップステーションは、トランク作りの伝統と現代的な美意識を融合させた作品です。
限定エディションと特別なアイテム
「ラ・ボーテ」のローンチと同時に、シグネチャーシェードに基づいたリップスティックポーチやバニティケースの限定エディションも登場します。機能性を重視しつつ、メゾンのスタイルと歴史、サヴォアフェールを伝える特別なアイテムが揃っています。グルチッチは、「私たちは家宝となるものを作りました。アイコニックで、ずっと記憶に残るものになるでしょう」と自信を見せます。
このビューティーコレクションは、ルイ・ヴィトンの革新とエレガンスを融合させた新たな時代のアイコンとなることでしょう。
発売情報
「ラ・ボーテ」は2025年8月25日から公式サイトで先行発売され、8月29日からはルイ・ヴィトンの表参道店や銀座並木通り店、阪急梅田店でも購入可能となります。ルイ・ヴィトンの公式サイトでは、最新情報や詳細が掲載されていますので、ぜひチェックしてみてください。