コンスタンチン・チャイキンの最新作、KOLOBOK 2
独立時計師コンスタンチン・チャイキンが制作した新たなモデル「KOLOBOK 2」がついにお披露目されました。この時計は、ロシアの童話に登場するキャラクター、コロボックをモチーフとしており、その愛らしいデザインと高級感の両立が注目を集めています。さて、「KOLOBOK 2」にはどのような魅力が詰まっているのでしょうか?
コロボックの物語を目に宿して
このモデルの源泉は、ロシアでは古くから愛されているおとぎ話「コロボック」にあります。物語の中で、コロボックは焼きたてのパンのような丸い形を持ち、冒険に挑む姿が描かれています。チャイキン氏は彼を「ロシアのスマイリー」と称し、その笑顔は現代の絵文字の起源とさえ言えるほど多くの人々に愛されています。
この意図は、「KOLOBOK 2」にもきちんと反映されており、見る者にユーモアと温もりを提供するデザインが随所に見受けられます。特にそのデザインには、口の部分にムーンフェイズを組み込むなど、独自の遊び心があふれています。
デザインの特徴
表情豊かなダイヤル
「KOLOBOK 2」のダイヤルは、青い瞳とふっくらした頬、そして笑顔を象徴しています。これにより、時計をただの道具ではなく、持ち主の感情を表現するアートピースとなることを目指しています。
パンの質感の再現
多層ラッカー技術を駆使し、ダイヤルの色合いや質感はまるで焼き立てパンのように温かく、立体感が感じられます。このディテールこそが、すべての時計愛好者やアートのファンに対する魅力となっています。
技術的な背景
「KOLOBOK 2」は、ただ見た目だけでなく、技術的にも優れた時計です。スイス製の自動巻きムーブメント、La Joux-Perret G200をベースに開発されており、68時間のパワーリザーブが確保されています。さらに、チャイキンが自社で開発したジョーカー表示モジュールも備えており、時計の機能性とデザインが見事に調和しています。
時計のサイズは直径40mm、厚さは12.2mmで、身に着ける際のバランスが絶妙に計算されています。また、時計本体だけでなく、高級レザーのストラップや星形のリュウズなど、あらゆる部分にこだわりが詰め込まれています。
日常の中の特別な体験
「KOLOBOK 2」を手にした人々は、単に時間を知るだけではなく、ダイヤルに描かれた笑顔を見ながら特別な一日を過ごすことになるでしょう。この時計は、喜びをもたらし、見る人をも笑顔にする力を持っています。
ご予約について
「KOLOBOK 2」は、期間限定で予約を受け付けています。一般的なモデルとは異なり、特別なモデルであるため、早めの予約をお勧めします。
コンスタンチン・チャイキンとは
ロシアの独立時計師、コンスタンチン・チャイキンは、120件を超える特許を持ち、独創性とアート性を融合させた作品で広く知られています。彼の代表作「ジョーカー」シリーズは、時計を擬人化したデザインで注目され、今や独立時計界の重鎮として確固たる地位を築いています。
実際に「KOLOBOK 2」を手にとってみたい方は、東京都中央区の銀座にある日新堂銀座本店でご覧いただけます。また、公式サイトからオンラインでの予約注文も可能です。
公式サイト:
https://konstantin-chaykin.jp/