新日本海フェリー敦賀での特別体験
新日本海フェリーが提供する「ふるさと海道めぐりプロジェクト」の一環として、敦賀での特別イベント「おぼろ昆布手すき実演・体験」が開催されます。これは、2024年春から始まる新たな船内体験プログラムの一部で、文化と舌の両方を楽しむことができる贅沢な体験です。
この体験は、8月11日(日)から8月12日(月)にかけて、敦賀港を出発し苫小牧東港へ向かう航路で行われます。参加者は、著名な手すき昆布職人である別所商店の別所昭男氏による卓越した技術を目の当たりにし、さらに自分でも体験できる貴重な機会です。
手すき昆布の魅力
おぼろ昆布は、細かく削られた昆布を重ねて作られ、空気のように軽やかな食感と、後からじっくりと感じられる旨味・甘味が特徴です。実際に参加者は、自分の手で昆布を1枚1枚丁寧に削り、自作の昆布をおにぎりに巻いて味わうことができます。この体験は2,000円の参加費が必要で、人数制限がありますので、興味のある方は早めの申し込みをお勧めします。
敦賀の歴史と昆布文化
敦賀は、北海道から多くの昆布を集荷し、上方へと輸送された歴史を持つ地域です。この地に多くの手すきおぼろ昆布職人が集まり、今なお良質な昆布の産地として知られています。参加者は、単なる体験に留まらず、敦賀の豊かな昆布文化にも触れられます。特に、参加者が手すきした昆布は、むき込みおぼろ昆布や太白おぼろ昆布、バッテラ昆布など、さまざまな形状を学びながら楽しむことができます。
ふるさと海道の新たな体験
新たに始まる「ふるさと海道」では、参加者が航路や港にまつわる文化にふれながら、スタンプを集める楽しみも用意されています。全6港のスタンプを集めることでプレゼントももらえるため、旅がより充実したものになることでしょう。航海を通じて新たな発見をしながら、心に残る楽しい体験が待っています。
この特別なイベントは、船内での先着受付となっていますので、参加を希望される方はお早めにお申し込みを。そして、昆布の味わいやその魅力に触れ、敦賀の文化を肌で感じてみてはいかがでしょうか。
まとめ
敦賀での舞台を通じて、新日本海フェリーは、海を越えて日本の文化への理解を深める場を提供しています。おぼろ昆布手すき実演・体験を通じて、みなさんも素晴らしい体験を持ち帰りましょう!