生成AIとロゴデザインの新たな関係
調査の背景
株式会社ビズアップは、ロゴマークに特化したデザイン業務を手掛ける企業で、最近、生成AIがロゴをどのように認識するかを調査しました。ロゴマークはブランドのアイデンティティを形成する重要な要素であり、AIがこれをどのように読み取るのか、さらには企業情報と結びついているのかを探る意義深い取り組みです。
生成AIによるロゴの認識結果
この調査では、ビズアップが制作した100社のロゴマークを用い、AIに対し「社名の文字なしで、デザインだけを見せる」条件で認識を試みました。その結果、驚くべきことに、社名の正解率は0%という結果が出ました。つまり、AIはロゴから会社名を特定することができなかったのです。
しかし、生成AIのそれぞれの回答によって、業種を判断する能力には違いがありました。AIモデルの一つであるClaudeは、26%の確率で業種を当てました。例えば、動物病院を示唆する肉球と十字の組み合わせのデザインが施されたロゴを見て、「動物病院」と回答したのです。もう一つのAIモデル、Geminiは27%の確率で著名な大手企業のロゴとして認識しました。このことから、プロが手掛けたロゴは、大手企業のアイコンと見まがうほど高い完成度を持っていると考えられます。
AIの応答の限界
一方で、ロゴに込められた情報をAIが的確に読み取る一方、社名や業種との関連付けができないという現状も浮き彫りになりました。例えば、AIに対してロゴの色や形を尋ねてみても、明確な回答が得られることはありませんでした。これは、AIが調査対象の企業のロゴを社名と結びつけて記憶していないことを示唆しています。
今後のロゴマークに求められる要素
この調査を通じて、言葉を使わなくても企業の事業内容が伝わるロゴの重要性が再認識されました。AIが進化する中で、企業は二つの課題に直面しています。一つ目は、言語に依存せず、効果的に情報を伝えるロゴマークを「作成」すること。二つ目は、そのロゴをWebサイトやSNSなど適切な媒体を通じて社名や企業理念と結びつけ、「育てる」プロセスを確立することです。
AIO支援ツール「Citrus AI」の登場
ビズアップは、こうした課題を支援するためのAIO支援ツール「Citrus AI」の取り扱いを開始しました。このツールは、自企業の情報がAIによって正しく理解され、紹介されることをサポートします。さらに、公開を記念して、先着50社に限り、自社や店舗がどのようにAIに理解されているかを診断する「無料AI認知分析キャンペーン」を実施しています。
今後の展望
今後、AIを通じて企業が検索される時代がますます進展する中、ロゴは人間だけでなくAIにも読まれる存在となることが予測されます。ビズアップは、「想いを可視化し、機能するロゴ」の提案と同時に、企業がAIに選ばれるための取り組みも推進していきます。また、Citrus AIへの申し込みやキャンペーンの詳細については、公式サイトで確認できます。
会社概要
株式会社ビズアップは、2006年に設立された企業で、ロゴデザインを中心にその他デザイン業務を手掛けています。代表の津久井将信が率いるこの会社では、日々進化するデジタル市場に対応したデザイン制作を行っています。ロゴに込められた意味や意義を深く理解した上で、企業の継続的なブランディング活動を支援しています。公式サイトのURLは
こちら。