J-ECOの国産檜材改良
2022-11-22 09:00:02
住協が国産檜材を活用した省エネ住宅「J-ECO」を強化
住協が国産檜材を活用した省エネ住宅「J-ECO」を強化
株式会社住協は、主要構造材として国産檜材を全量使用する新たな取り組みを行っています。これまでの土台や柱だけでなく、梁にも国産材を採用したことで、省エネ住宅「J-ECO」のさらなる高品質化を実現しました。これは2019年から始まったプロジェクトで、現在はすべての主要構造材がJAS認定国産無垢檜材に改良されています。
国産檜材の利点
新たに強化されたJ-ECOでは、JAS認定国産檜集成材が採用されています。この材質は、人体に有害なホルムアルデヒドを含まない非ホルムアルデヒド系の接着剤を使用しており、安全性が高いことが特徴です。また、浸せき試験や煮沸試験、曲げ試験により、その強度も実証されています。このように、国内で安定的に供給できる国産檜材の活用は、住協の住宅供給に安定感をもたらしています。
環境への貢献
住協では、国産材の利用が持続可能な未来に繋がると信じています。日本国内には、適切に手入れされていない森林が多く存在し、こうした森林は環境に悪影響を及ぼす可能性があります。7000年の歴史を持つ檜の素材は、日本の伝統的な木材であり、適切な伐採と再植林が行われれば、その利用は地域の環境保全にも寄与します。住協は、院庄林業株式会社と提携し、「樹木の適切な伐り出しと計画的な植林」を行う方針に基づき、クラウドファンディングによる植林活動を支援しています。
「3000本の檜を植えよう!」プロジェクト
院庄林業が進める「3000本の檜を植えよう!」という取り組みは、健全な森林を育てるための重要なプロジェクトの一環です。住協はこの活動に協力し、未来の森をつくることに貢献しています。このようにして、住協は不動産業におけるサステナブルなアプローチを推進しており、環境問題にも目を向ける姿勢を示しています。
まとめ
住協が展開する省エネ住宅「J-ECO」の新たな取り組みは、国産檜材を活用することで、住宅の品質向上に寄与すると同時に、地域環境の保持にも大きく貢献しています。国産材の利用拡大により、住協の住宅供給はより安定し、高品質な住宅を提供することで、持続可能な社会の実現に向け邁進しています。今後も住協が進める取り組みに注目が集まります。
会社情報
- 会社名
-
株式会社住協
- 住所
- 埼玉県所沢市小手指町1-1-4
- 電話番号
-
04-2903-8800