横浜関内に誕生する次世代型賃貸マンション
三菱地所レジデンスが手掛ける職住一体型賃貸マンション「The Parkhabio SOHO 横浜関内」が話題になっています。この新しい物件は、住居と働くスペースが一体化されており、特に在宅勤務の増加に応じた新しい暮らし方を提案しています。2025年1月16日から入居者の募集が始まり、完成は同年3月上旬の予定です。
顔認証プラットフォーム「FreeiD」の導入
この物件には、DXYZ株式会社が開発した顔認証プラットフォーム「FreeiD」が導入されることが決まりました。このシステムにより、居住者は様々な行動を顔認証で行うことができ、鍵や財布なしで生活が送れるようになります。例えば、エントランスや郵便受け、ごみ置き場、各戸の玄関など、共用部分から個々の住戸まで、多様なシーンで活躍します。
特に、両手がふさがっている時でも簡単に出入りできる便利さは、忙しい現代人にとって大きな魅力です。加えて、顔認証による高いセキュリティが実現されており、安全な生活環境が整えられています。また、各戸の玄関にはスマートロック「OPELO」も導入され、スマートフォンやICカードで開錠できる使い勝手の良さが特徴です。
新たな生活様式に応える設計
「The Parkhabio SOHO 横浜関内」は、居住者が24時間利用可能なコワーキングスペースを備える賃貸マンションシリーズの一部です。このような施設は、居住空間とワークスペースを融合させ、多様なライフスタイルを可能にします。特に新型コロナウイルスの影響で在宅勤務が一般化した昨今、こうした職住一体型の住まいは、それまでの住まいの概念を変える重要な存在となるでしょう。
スマートホームの先駆け
三菱地所レジデンスが提供する「HOMETACT」は、居住者に快適かつ利便性の高い生活を提供するための総合スマートホームサービスであり、これとDXYZの「FreeiD」が組み合わさることで、さらに高度な生活空間が実現します。実際、14戸には効率的なアウトフィッティングが可能な洗面台とキッチンを一体化した「Roomot MIXINK」が導入されるなど、住みやすさを重視した設計が施されています。
物件の概要と基本情報
この新しいマンションは、神奈川県横浜市中区羽衣町2丁目に位置しており、JR根岸線「関内」駅から徒歩4分の距離です。また、敷地面積は521.98㎡、延床面積は4,322.74㎡で、地上15階建ての鉄筋コンクリート造です。
入居者の快適なライフスタイルを確保するための様々な工夫が凝らされており、これからの働き方や住まい方を考える上で、注目すべきプロジェクトと言えるでしょう。
DXYZと顔認証技術の未来
DXYZは、「デジタルで、目に映る世界をより豊かに。」を企業のミッションとして掲げており、顔認証プラットフォーム「FreeiD」を通じて、より便利で安心できる生活環境の提供を目指しています。これからも、様々な場面でこの技術が活用されていくことでしょう。また、DXYZは顔認証決済やマイナンバーカードとの連携も視野に入れており、今後のサービスの拡充が期待されます。
「The Parkhabio SOHO 横浜関内」は、職住一体型賃貸マンションの先駆けとして、今後の都市生活を変える可能性を秘めています。そして、顔認証技術の導入が、居住者の日々の生活にどのような変化をもたらすのか、今から楽しみです。