小学館とCOMPASSが公教育向け探究学習プログラムを無償提供開始

公教育向け探究学習プログラム無償提供

株式会社小学館集英社プロダクション（ShoPro）と株式会社COMPASSが共同開発した公教育向け探究学習プログラムが、全国の学校や教員向けに無償提供されることとなりました。このプログラムは、子どもたちが自ら考え、問題解決に取り組む力を養うための教材を提供します。

プログラムの背景

ShoProは「小学館の探究楽習®」を通じて、子どもたちの好奇心やコミュニケーション能力を促進するオンラインプログラムを提供してきました。COMPASSの「キュビナ」と連携することで、効率的な学習時間を確保し、その中で探究的な学びを提供することが目的です。両社の専門知識や制作ノウハウを活かして、この新たな探究学習プログラムが生まれました。

プログラムの特徴

この探究学習プログラムは、教科と実社会が関連したテーマを中心に展開されます。子どもたちは、具体的な問題を考え、解決策を模索するプロセスを通じて、以下の能力を育てます。

1. 複数の教科との関連: 教科学習が実社会とどのように関連しているかを理解することで、学ぶ意欲を高めます。

2. 探究に必要な力の養成: プログラム終了後も自ら探究を続けられるよう、思考力や表現力を高める内容となっています。

3. 社会に開かれた学び: 実社会とのつながりを強化することで、子どもたちの興味や自己効力感を高めることが期待されます。

企業パートナーとの連携

コンテンツ制作には、日本を代表する企業との連携が重視されています。初回のコンテンツでは、マクドナルドとのコラボレーションにより、えほん制作を通じたプログラムが提供され、国語の学習指導要領との連携が図られています。

具体的な内容では、5年生・6年生向けの国語教育の目標に沿った教材を通じて、思考、判断、表現の力を高めることが狙いです。