The Trade Desk、JR東日本と連携し日本初のプログラマティックDOOH広告サービス提供
The Trade DeskとJR東日本の提携による革新
広告テクノロジーのリーダー、The Trade Desk(NASDAQ:TTD)は、日本において画期的なニュースを発表しました。それは、株式会社ジェイアール東日本企画(通称:jeki)が運営するjekiマーケットプレイス「MASTRUM」との連携により、JR東日本のプログラマティックデジタルOOH(DOOH)広告在庫に初めてアクセスできるDSPになることです。この取り組みは、Moving Wallsとのパートナーシップを通じて実現されました。
プログラマティックDOOH広告とは?
プログラマティックDOOHとは、デジタルへと変革した屋外広告の一形態で、データを活用して広告のプランニング、購入、ターゲティング、配信を自動化する仕組みです。これにより、広告主は特定のターゲット層に最適なタイミングで広告を配信することが可能になります。
今回の連携により、The Trade Deskは首都圏のJR東日本の主要ターミナル駅を含む19駅、249スクリーンのプログラマティックDOOH広告在庫を購入できるようになります。これは、より効果的で効率的な広告配信を実現する上で大きな一歩となります。
国内最大の鉄道会社との連携
jekiの上級執行役員である稲葉耕一氏は、「The Trade Deskとの連携により、日本最大の鉄道会社が保有するプレミアムなpDOOH広告在庫を国内外の広告主に提供できることを非常に嬉しく思います。新しい技術と日本の商慣習に基づいたインサイトを融合し、高効率かつ高付加価値のメディアバイイングのオートメーション化を進めていきます。」と語っています。
The Trade Deskの日本担当ゼネラルマネージャー、馬嶋慶氏は「日本で初めてDSPとしてjekiマーケットプレイス『MASTRUM』にアクセスできるようになり、JR東日本の駅構内におけるプレミアムな広告在庫を提供できることが大変嬉しい」と述べています。
OOHメディアのデジタル化の未来
今後、The Trade DeskとMoving Wallsは、首都圏の主要ターミナル駅の広告配信だけに留まらず、電車内の広告配信へのアクセスも拡大する計画です。これにより、さらに多様な広告戦略が展開され、より多くの消費者との接点を創出することが期待されています。
「MASTRUM」は日本最大級の広告在庫プラットフォームの一つであり、先端技術と独自データに基づき、広告費用対効果の可視化や媒体取引のオートメーション化を実現します。これにより、広告主はより一層効果的な広告展開が可能になるでしょう。
Moving Wallsの役割
Moving Wallsは、革新的なOOHメディアソリューションの提供を専門とする企業であり、世界中でのアウト・オブ・ホーム広告プランニングの自動化を実現しています。今回の連携により、彼らのテクノロジーは日本市場でも利用されることになります。
プログラマティックDOOH広告は、広告主にデジタル時代においても競争力を維持するための強力なツールとなるでしょう。この新たな連携は、日本の広告業界に新しい風を吹き込み、広告効果を最大化することが期待されています。
会社情報
- 会社名
-
The Trade Desk Japan K.K.
- 住所
- 東京都中央区銀座6-10-1GINZA SIX 11F
- 電話番号
-
03-6332-7700