子どもたちの五感で楽しむ「お月見の会」
社会福祉法人絆友会が運営する「たばた絆保育園」では、2026年9月25日(金)に日本の伝統行事である十五夜にちなんだ「お月見の会」を開催しました。この日は記録的な長雨が続く中、子どもたちが季節の行事を楽しむ貴重なひとときとなりました。
季節の行事を通じて
典型的には秋の行事として知られるお月見ですが、今年はその期間中に夜空を見上げることが難しい日々が続いていました。そんな中で、「たばた絆保育園」では、子どもたちが自らの手で伝統文化に触れ、豊かな感性を育むことを目指し、本イベントの企画を行いました。園が設けた特別な時間は、子どもたちに日本の文化への親しみを持たせるためのものでもあります。
食育体験とお月見団子作り
「お月見の会」の開催に先立ち、2歳児の「たんぽぽ組」が中心となり、食育の一環としてお供え用の「お月見団子」を作る活動が行われました。子どもたちは、小麦粉をこねる中で、そのやわらかく粘り気のある生地の感触に興味を示しました。「やわらかいね」「気持ちいい!」という声が響く中、手を使って丸める作業を行い、楽しそうな表情を見せました。そして、自分が作ったお団子が、実際にお月見の飾りとなる様子を目の当たりにし、達成感と共に行事への期待感を高めていました。
「お月見の会」当日の様子
9月25日には、0歳児から2歳児に至る全園児が集まり、賑やかな雰囲気の中で「お月見の会」が進行しました。行事の一環として、子どもたちに対し絵本が読み聞かせられ、お月見の由来や、「すすき」「お団子」といったお供え物の持つ意味をわかりやすく伝える時間も設けられました。また、実際に飾られていたお供え物を間近で観察することで、日本の伝統的な行事の雰囲気を実感する機会となりました。
園長の想い
園長は、「今年は天候に恵まれない日が多く、特に夜空を見上げる機会が限られています。しかし、園内での活動を通じて、少しでも日本の美しい伝統を感じてもらいたいと思い、このお月見の会を準備しました。特に2歳児の子どもたちが、お団子を作る真剣な表情や、自分たちで作ったものが完成した時の喜びの笑顔は、非常に印象的でした。今後も、食育や季節ごとの行事を通じて、子どもたちの心の豊かさを育む手助けができればと考えています。」とコメントしています。
たばた絆保育園の取り組み
「たばた絆保育園」は、東京都北区田端新町に位置し、地域に根ざした認可保育所としての役割を果たしています。この施設では、子ども一人ひとりの個性を重視し、多様なイベントを通じて成長を促す保育が実践されています。社会福祉法人絆友会は、保育園運営に加えて、職員向けのキャリアアップ研修や、子育て支援にも力を注いでいます。
今後も、たばた絆保育園の活動には目が離せません。