ZACROS株式会社、2025年日本パッケージングコンテストで受賞
2025年、日本パッケージングコンテストにおいて、ZACROS株式会社はその革新的な技術「CUBITAINER」が「適正包装賞」を受賞したことが発表されました。この受賞は、持続可能な社会の実現を目指す企業の取り組みが評価された結果です。
CUBITAINERの特長
ZACROSが開発した「CUBITAINER」は、業務用液体容器として幅広い用途で使用されています。その最大の特徴は、水平リサイクル技術を採用している点です。この技術により、使用済みの「CUBITAINER」を再利用し、新たな製品として再生することが可能になりました。特に、シスメックス株式会社の「HISCL™ ラインウォッシャー 濃縮液」に採用されていることが、この技術の有用性を示しています。
環境への配慮
ZACROSの取り組みは、環境に対する意識の高さから生まれました。「CUBITAINER」のリサイクルプロセスでは、使用済みの容器を回収し、粉砕、洗浄を施します。得られたリサイクル材を用いることで、バージン材の使用量を30%削減し、焼却に伴うCO2排出も年間約15トン減少すると試算されています。このように、ZACROSは技術を通じて環境保護に貢献しています。
持続可能な未来に向けて
ZACROSは「持続可能で豊かな未来の創造」を企業の重要課題として掲げています。この理念に基づき、環境への配慮だけでなく、社会的な責任も果たす企業として成長を続けています。
今回の受賞は、技術の優位性を示すだけでなく、同社のサステイナブルな取り組みが社会に評価される結果となりました。ZACROSは今後もこの技術を活用し、循環型社会の実現を目指してさらなる努力を続けていくことでしょう。
日本包装技術協会について
日本パッケージングコンテストは、公益社団法人日本包装技術協会が主催し、優れた包装技術の開発と普及を目的としています。毎年、材料や設計、環境対応など様々な観点から評価され、多くの企業が参加しています。2025年のコンテストでは329点の応募の中から111点が受賞作品として選ばれ、その中にZACROSの「CUBITAINER」が輝きました。
まとめ
ZACROSが手がける「CUBITAINER」の受賞は、環境への配慮と革新性を兼ね備えた技術が評価された結果です。今後も同社の活動に注目し、持続可能な社会を目指す取り組みの一端を見守りたいところです。