子どもたちの心に温もりを届ける読み聞かせイベント
特定非営利活動法人ジャパンハートが主催するオリジナル絵本『こころがポカポカ』の読み聞かせ会と絵本づくり体験イベントが、5月13日(火)に都内の「こども食堂」で開催されます。この活動は、子どもたちに心の温かさや寄付・人助けの大切さを伝えることを目的としています。
イベントの目的と背景
ジャパンハート部という個人支援者のコミュニティが中心となって制作されたこの絵本は、小学校低学年向けに作られています。実は日本は、寄付や人助け文化が根付いていない国とされ、世界的な「人助け指数」で141位と、残念ながら最下位に近い水準にあります。この絵本は、そんな状況を少しでも改善し、寄付やボランティア活動の意義を広めるための一助となることを願っています。
絵本の内容と制作に関わった方々
『こころがポカポカ』は、イラストレーターの手塚雅恵氏が手がけた作品で、彼女はジャパンハートのマンスリーサポーターでもあります。手塚氏は、企業のパンフレットや書籍の挿絵、パッケージイラストなどを広く手がけており、ジャパンハートとの出会いは、10年以上前に放送された『情熱大陸』に感銘を受けたことがきっかけです。現在も、彼女はミャンマーでの養育施設「Dream Train」の紹介活動に関わっています。
イベント内容の詳細
当日は、読み聞かせの時間が設けられ、参加した子どもたちは絵本づくりの体験を通じて、色とりどりの折本やぬりえを行います。それぞれの感じ方で絵本に触れることで、子どもたちの感受性を育むことを目指しています。完成した絵本は、参加者にプレゼントされる予定です。
社会への貢献と子どもたちへの思い
このイベントは、子どもたちにとって大切な体験となるでしょう。絵本を通じて、自身の感覚や想像力を広げることができる機会を提供します。また、ボランティア活動や寄付文化の重要性を学ぶきっかけにもなり、参加することで、今後の社会貢献に繋がるきっかけとなることを期待しています。
5月の春の暖かい日差しの中で行われるこのイベントは、家族皆さんで参加できるものです。絵本の世界に触れ、温かな経験を通じて、子どもたちと一緒に心豊かな時間を過ごしましょう。