三井不動産と日鉄興和不動産が都内最大の物流拠点を開設

都内最大の物流施設「MFLP・LOGIFRONT東京板橋」の竣工

三井不動産と日鉄興和不動産が都内最大の「MFLP・LOGIFRONT東京板橋」を竣工し、物流業界の新たな拠点としての役割を果たすことを発表しました。この大型物流施設は、都心へのアクセスが良い希少な工業専用地域に位置し、95000㎡の敷地面積を有し、延床面積は約250,000㎡にも達します。フロアプレートは一階あたり約36,000㎡という広さを誇り、物流機能の向上を図ります。

物流ニーズに対応する優れた立地

「MFLP・LOGIFRONT東京板橋」は、都営三田線の「西台」駅から徒歩10分という交通の便の良さが自慢です。周辺には約106万人の人が住んでおり、雇用の確保に優れています。都心部への配送が容易で、さらに首都圏北部への広域配送拠点としても機能するため、物流効率を大いに向上させることが期待されています。

環境への配慮と地域貢献

屋上には約4MWの太陽光発電設備を設置し、生成したエネルギーの一部を周辺の学校に供給する取り組みも行っています。また、総面積25,000㎡の緑地エリアを設け、生物多様性に配慮した環境造りを進めています。災害時には防災拠点として機能し、地域住民の安心・安全な生活を支える役割も担っています。

ドローン技術の実証とオープンイノベーション

施設内に「板橋ドローンフィールド」を開設し、ドローン技術の研究や開発を行います。オープンイノベーションの場として、業界全体への貢献を目指します。会員制コミュニティも設立され、ドローンの教育や人材育成を促進します。

まとめ

「MFLP・LOGIFRONT東京板橋」は、ただの物流拠点にとどまらず、地域と共に成長し、さまざまな社会課題の解決を目指す「フェーズフリー」な施設としての役割を果たします。今後、地域との交流イベントも予定されており、地域住民との繋がりを深める取り組みも続けていく所存です。今後の展開にも期待が寄せられます。