Vmusicianによる新たなライブ体験
Riot Blue Recordsは、VTuberアーティストレーベルの新たな概念「Vmusician」を立ち上げ、注目のリアルライブイベントを開催します。新たなアイデンティティとして、VTuberが自ら演奏し歌うスタイルを強調する「Vmusician」は、クオリティの高い音楽体験を提供します。
Vmusicianとは?
2018年にデビューしたVTuberシンガー「YuNi」により、「Vsinger」なるアイデンティティが確立され、その後のVTuberたちは次々に歌い踊るパフォーマンスを披露してきました。しかし近年、音楽の幅を広げる中で、楽器演奏や弾き語りに特化したVTuberたちが目立ち始めました。こうした多様なスタイルを表現するため、Riot Blue Recordsは「Vmusician」という概念を提唱しました。
この定義は、「自ら音楽を、楽器を奏でるVTuber」であり、一部のアーティストたちは自身の確固たるスタイルを持ちながら、楽器演奏や作詞作曲においても真摯に取り組んでいます。これにより、Vmusicianとして活動する全てのアーティストが、コミュニティとしての拡張を目指しています。
限界を超えるリアルライブの試み
Riot Blue Recordsは、これまでに多様なライブイベントを行なってきましたが、初のクラシックコンサート「Vmusician Classic Concert『色彩』」を2025年7月5日に開催します。普段クラシックに親しんでいない人々に対して、VTuberたちによる演奏を通じて、そのハードルを下げ、音楽の楽しさを広めようとしています。
このコンサートには、ヴァイオリニスト「舞弦ウラ」を含む3名のアーティストがクラシック曲を演奏予定で、参加者は食事を取りながら楽しめる環境が整えられています。昼と夜の2公演が行われるため、観客は都合に合わせた時間を選ぶことができます。
夏フェス「RIOT BLUE FESTIVAL’25」での盛り上がり
続いて、8月9日には「RIOT BLUE FESTIVAL’25」を開催。これにより、VTuber界の新たなエンターテイメントの風が吹き込まれます。Riot Blue Recordsが誇るVmusicianたちが集結し、音楽フェスを盛り上げます。バーチャルとリアルの融合という新しい試みによる、迫力ある演奏を体験できることでしょう。
当日は、舞弦ウラを含む総勢10名のVmusicianたちが、会場で一緒に演奏します。このコンセプトは、全てのVmusicianが「現地」で演奏し、観客もその熱気を肌で感じることができる特別な機会です。観客参加型の演出も期待されており、新しい時代の音楽の楽しみ方が提案されること間違いなしです。
Riot Blue Recordsの今後の展望
Riot Blue Recordsは、2021年の設立以降、着実に実績を積み重ねてきました。その中心には、彼らの音楽アプローチとアイデンティティ。「バーチャルワールドと現実世界を行き来するアーティスト」というコンセプトを元に、リアルなライブ活動を重視しています。特に舞弦ウラはプロヴァイオリニストとしての実力と魅力を兼ね備えた存在です。
今後も彼女は、新たに4曲のシングルと1枚のアルバムをリリースする予定で、音楽シーンを盛り上げていきます。VTuber界の新たな波、「Vmusician」を通じて、多くのファンと共に音楽を共有し続けるでしょう。
まとめ
Riot Blue Recordsの「Vmusician」という新概念は、VTuberアーティストの新たな可能性を切り開くものです。この言葉のもとに集うアーティストたちが、音楽の楽しみ方を拡大し、多くの人々に感動を与えていくことでしょう。リアルライブを通じて、VTuberシーンに新たな光をもたらすイニシアティブがこれからも続くことに期待が高まります。