北広島市とSQUEEZE、観光DXによるまちづくりで包括連携協定を締結

北広島市とSQUEEZEの歩み

2025年7月15日、北海道北広島市が宿泊および観光業界のデジタルトランスフォーメーション（DX）を推進する企業「SQUEEZE」との包括連携協定を締結しました。この提携は地域の観光振興や産業の活性化、市民サービスの向上を目指すもので、記者会見は「エスコンフィールドHOKKAIDOホテル北広島駅前」で行われました。

協定の意義

北広島市は、北海道ボールパーク「エスコンフィールドHOKKAIDO」の開業を契機に地域の再開発が進行中で、地価が全国でもトップクラスの上昇を見せています。この状況において、SQUEEZEは自社の宿泊運営ノウハウを活かし、観光業のDXを通じて地域創生の一翼を担います。また、協定の核心には「泊まれるまちづくり」という目標があります。この目標は、観光と地域経済の持続可能な成長を促進し、新たな都市価値を創出することを意図しています。

記者会見の様子

記者会見には、北広島市の市長やSQUEEZEの代表が登壇し、協定の背景や期待される成果について熱心に語りました。SQUEEZEのCEO、舘林真一は、この協定を結ぶことができたことに対する喜びを述べ、「地域に根ざし、テクノロジーとリアルを組み合わせた強みを生かして、価値の詰まった社会の実現に貢献したい」と抱負を語りました。

SQUEEZEのビジョン

SQUEEZEは、2014年の創業以来、北海道の空き家を活用した宿泊ビジネスの経験を踏まえたビジョンを持って事業を展開してきました。同社は現在、38のホテルを全国で運営し、地域の特性を生かした宿泊施設の開発を進めています。特に「エスコンフィールドHOKKAIDO」内の「tower eleven hotel」や「エスコンフィールドHOKKAIDOホテル北広島駅前」など、地域に密着した運営を行っています。