フィッシュパスの藤田宗也、超異分野学会での講演決定
株式会社フィッシュパスに所属する藤田宗也氏が、2025年3月7日に開催される「超異分野学会 東京大会2025」に登壇します。このイベントは、環境に関する多様な知識と技術が集まる場として注目されています。藤田氏の講演テーマは「地球の豊かさをつなぐ、価値基準を作る」で、特に生態系サービスの維持における具体的な取り組みとアクションプランが求められる現状について触れます。
講演の背景
今日、私たちの生活にはさまざまな生態系サービスが依存していますが、これらを持続可能にしていくためには新しいアプローチが必要です。生物多様性の管理や評価手法の標準化が進んでいない現状では、実際の環境での実証が難しいとされています。そのため、藤田氏の発表は、特に重要な意義を持つと考えられます。参加者は、東京湾水系や琵琶湖における水生生物多様性評価の実際の事例を通じて、持続可能な環境の実現に向けた学びを得ることができるでしょう。
藤田宗也氏のプロフィール
藤田氏は香川県出身で、龍谷大学理工学部を卒業後、同大学院の理工学研究科修士課程を修了しました。大学時代は魚類生態学を専攻し、環境DNAを用いた外来魚の影響の研究に取り組んでいました。現在、フィッシュパスにて、ベンチャー企業との共同研究を通じて産業向けの環境DNA技術の実装に尽力しています。また、淡海を守る釣り人の会や日本自然保護協会にも参加し、環境教育の普及や自然再生活動にも関与しています。
参加者に期待されること
このセッションでは、藤田氏を含む講演者たちが新たな生物多様性の評価手法や基準作りについての議論を展開します。特に次世代と企業との連携による新しい価値基準の構築が期待されています。参加者は、学際的な対話を通じて多様な観点からのアプローチを学び、今後の活動のヒントを得ることができるでしょう。
超異分野学会について
超異分野学会は、研究者、大企業、町工場、ベンチャー企業など、様々な分野や業種が集まり、知識と技術の融合を目指すプラットフォームです。大会では、アカデミアや企業、自治体、中高生が参加し、共に人類が直面している課題について考える貴重な機会となります。
参加申し込みや詳細情報は公式サイトにアクセスしてご確認ください。
お問い合わせ
- - 超異分野学会 東京大会2025に関する問い合わせは、株式会社リバネスまでお願いいたします。
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