ベルギー発！こねずみくんが奮闘する児童文学が登場

あらすじ

ベルギーからやってきた新しい児童文学『こねずみくん、ききいっぱつ！』が、2025年4月25日に徳間書店から発売されます。この物語は、こねずみくんが登場し、さまざまな冒険を繰り広げるハラハラドキドキの内容となっています。

こねずみくんは森の中で行方不明のおじいちゃんを探している最中、フクロウに出会います。フクロウはおじいちゃんの居場所を知っていると言い、食事に招待します。しかし、フクロウの家に着いたこねずみくんは、隠されているタンスの中に友達や親せきのメガネを見つけ出します。料理のレシピも付いており、彼らはフクロウに食べられてしまったことを理解するのです。おじいちゃんも同じ運命に？

この危機に、こねずみくんは「皆を助けなくちゃ！」と決意し、フクロウの家から急いで逃げ出します。しかし、フクロウに話してしまった「今夜のネズミ一族のダンスパーティー」のことが心配です。彼は仲間たちに知らせなければなりません。

急いで帰る途中、木に縛りつけられた犬や、スープの具になりそうなニワトリ、ひとりぼっちで誕生日パーティーをするモグラに出会うこねずみくん。しかし、ネコやキツネによる追跡の危険が迫っています。こねずみくんは知恵を絞って、彼らを助けようと全力を尽くします。この緊迫した瞬間、彼を勇気づけてくれるのは、おじいちゃんが子供の頃に語ってくれた言葉たちです。

この物語は、仲間を助けるために様々な危機を乗り越え成長していくこねずみくんの姿を描いており、読者を惹きつけることでしょう。そして、作品を彩る挿絵はオランダの著名な絵本作家・テー・チョンキンによって描かれており、88歳にもかかわらずユーモアに溢れた美しいイラストで物語を引き立てます。