UPWARD、下野弘雅氏が新CFOに就任し経営体制を強化

UPWARDが新CFOを迎え、経営体制を強化

UPWARD株式会社（東京都千代田区）が2025年1月1日付で、執行役員の下野弘雅氏を新取締役CFOに任命することを発表しました。この人事は、将来の上場を見据えた経営体制の強化と管理体制の見直しを目的としています。

下野氏は一橋大学の経済学部を卒業後、2005年に三菱UFJ銀行に入社。彼は、外国為替トレーダーとして日本国内やシンガポールで幅広い経験を積み、国内外の市場業務に携わってきました。その後、バンコクでもアユタヤ銀行の統合作業を担当し、再びシンガポールへと戻り、アジア地域の戦略的な業務を推進していました。UPWARDに加わったのは2022年の4月で、これまでの経歴を通じて培ったスキルや知識を企業の成長に生かすことが期待されています。

新CFOの下野氏は、「UPWARDは『現場のラストワンマイルを革新する』というミッションを掲げ、特にデジタル化が難しいオフライン業界において価値を提供している」と述べ、今後の企業戦略に対する意気込みを語りました。彼は、UPWARDが目指す直感的なデジタルトランスフォーメーションが社会に必要不可欠であると確信しており、企業価値向上に注力すると約束しました。

代表取締役社長の金木竜介氏も、下野氏のCFO就任について、「彼のこれまでのキャリアや戦略的思考を生かし、事業戦略や人事、財務に至るまで幅広い分野でUPWARDを新しいステージへと導いていく」とコメントしています。また、両者は「現場のラストワンマイルを革新する」という共通のミッションのもと、一丸となってさらなる成長を目指していく所存です。

UPWARDは、デジタル化の最前線で活動する企業であり、その進化は業界全体にも影響を与えると考えられています。この新たな管理体制が今後どのように展開していくのか、注視が必要です。今後の展開にぜひご期待ください。