ポケット学芸員200館突破
2025-04-16 12:04:17

無料ミュージアムアプリ「ポケット学芸員」が200館以上で導入へ

無料ミュージアムアプリ「ポケット学芸員」が200館以上で導入へ



2023年4月16日、スマートフォン向けのミュージアムガイドアプリ「ポケット学芸員」の導入施設数が200を超えたという発表がありました。このアプリは、展示解説や資料の閲覧を女性はもちろん、子どもや高齢者など幅広い層が楽しむことができる非常に便利なツールです。

ポケット学芸員とは


「ポケット学芸員」は、全国のミュージアムで使用できるガイドアプリで、このアプリを使うことで訪れた博物館や美術館の展示物について詳しく学ぶことができます。特に、アプリにひとつで複数の施設で利用できる点が大きな魅力。このような利便性が支持を集め、導入が進んでいます。

各ミュージアムは独自の内容でコンテンツを制作しており、写真や音声、動画を交えたバリエーション豊かな情報が提供されています。利用者は自分の興味に応じた情報を簡単に取得でき、訪問の価値をさらに高めることができます。

ポケット学芸員の特徴


ポケット学芸員は、600以上の博物館で活用されているクラウド型コレクションデータベース「I.B.MUSEUM SaaS」の一部として提供されています。これにより、各ミュージアムは自らアプリを開発する必要がなく、システム使用者は追加費用なしでアプリを導入することが可能となっています。このシステムが導入されている施設の数が増加するたびに、ポケット学芸員の導入も進んでいます。

さらに、ポケット学芸員は12か国語に対応しており、訪日外国人の来館者を迎えるためのインバウンド対策ツールとしても注目されています。これにより、国外からの観光客もストレスなく博物館を訪れることができるようになりました。

利用シーンの広がり


アプリのコンテンツは、管理者が簡単に変更や公開・非公開の設定を行うことができるため、サポートが行き届いています。最近では、地元の高校生が放送部としてナレーションを担当する試みが広まっており、若者が地域文化に貢献できるチャンスとなっています。このような取り組みは、地域とミュージアムの新しい結びつき方を提供しているのです。

また、ユニバーサルデザインを考慮し、手話を用いた解説動画を配信する事例も増加中です。こうした活動は、地域によるノウハウの共有と発展に寄与し、クオリティが向上する良いサイクルを生み出しています。

ポケット学芸員の未来


今後について、I.B.MUSEUM SaaSの導入施設は年々増加傾向にあり、その影響でポケット学芸員の導入館も増えていくと考えられます。地域社会への貢献を意識した博物館や美術館は、デジタルコンテンツの制作や配信に積極的に取り組んでおり、このアプリの活用こそが求められています。アプリのさらなる普及を目指し、成功事例のシェアを推奨していく所存です。

ポケット学芸員は、Google PlayやApp Storeから無料でダウンロードできます。興味のある方は是非試してみてください。アプリでの便利な展示解説を通じて、より多くの人々が学びの楽しさを体験できることを願っています。

詳しい情報はこちらからもご覧いただけます:


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会社情報

会社名
早稲田システム開発株式会社
住所
東京都新宿区高田馬場4-40-17
電話番号
03-6457-8585

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