ヒルトン東京に新エグゼクティブペストリーシェフ就任！ラティーシュ・ナイヤー氏の挑戦

ヒルトン東京に新たな風が吹く

2025年3月、ヒルトン東京に新たにエグゼクティブペストリーシェフとしてラティーシュ・ナイヤー氏が就任しました。ナイヤー氏は、インド出身で約20年の豊富なペストリー業界での経験を持つ技術者です。彼のキャリアは、インドの有名ラグジュアリーホテル、オベロイ・ホテルズ＆リゾーツの一つであるトライデント・ホテル・コーチンから始まり、多くの名作スイーツを生み出してきました。

経歴と受賞歴

ナイヤー氏は、トライデント・ホテル・コーチンでキャリアをスタートし、その後、ムンバイのトライデント・バンドラ・クアラでシェフ・ド・パルティに昇進するなど、順調にキャリアを築きました。

他の素晴らしい経歴の中で、2011年「India Bakery and Pastry Challenge」では金賞、2012年には「Great India Culinary Challenge」のプティフール部門で金賞を受賞するなど、彼の実力は国内外で高く評価されています。

新たな挑戦への意気込み

ナイヤー氏は、日本での挑戦を楽しみにしている様子です。「抹茶や柚子といった日本の優れた食材に触れることで、無限のインスピレーションを得られると思います」と述べています。彼は、これらの食材を使いながら、洗練されたスイーツを創り出し、日本を訪れる多くの方々に喜んでもらえるよう努力すると決意を表明しました。

ヒルトン東京の魅力

ヒルトン東京は1963年に誕生し、以来多くの人々に愛され続けてきます。特に、日本初の外資系ホテルとしての歴史を持つこのホテルでは、今後もナイヤー氏のもと、さまざまなスイーツが展開されることでしょう。

同ホテルでは、マーブルラウンジというデザートビュッフェの先駆けであるレストランをはじめ、6つのレストラン・バーで提供されるデザートに彼のタッチが加わります。また、婚礼を含む各種宴会場でのデザート全般を担当することとなります。最大で1,200名を収容可能な25の宴会場でも、彼のクリエイティブなスイーツが楽しめる日が待ち遠しいですね。