地方発、デジタルウエディングの新潮流を創造するララリアンの挑戦

新しいウエディングの形

株式会社ララリアンは、ウエディング業界がこれまであまり進出できなかったデジタル領域を掘り下げ、新たなウエディングセレモニーのスタンダードを地方から切り拓くことを目指しています。この企業は、2009年に事業を開始して以来、福岡の美しい丘の上にあるモダンな邸宅で1035組のお客様を迎え、個性的な結婚式を提供してきました。

プール付きのプライベートガーデンや、田園の風景を背景にした映像演出など、豊かな自然を感じる空間で、社員全員が一丸となって一流のサービスを提供してきました。特に、ウエディングプランのエンターテイメント性にこだわり、福岡に拠点を置くララリアンは九州地区で特有の魅力あるサービスを展開しています。

アーティストの情熱が映し出すウエディング

ララリアンの代表を務める福山氏は、アーティストとしても活躍した経歴を持ち、1994年のドラマ『青春の影』での主題歌がヒットを記録するなどして、音楽の世界でも名を馳せました。彼の独自の視点が、ウエディングプランにエンターテイメント要素を盛り込むことの重要性を生み出し、同社のサービスへと昇華しています。

コロナ禍がもたらした変化

コロナウイルスの影響で、結婚式を予定していたカップルがキャンセルや延期を余儀なくされる中、ララリアンも同様に困難な日々を過ごしました。結婚式の様式が急速に変化する中、人々がどうやって祝うことができるかを模索していました。マスク着用やソーシャルディスタンスの確保が求められる中、対面での式からWEBを活用したリモートの方向へ動くことになりました。

このような状況下で、ララリアンは独自のオンラインシステム「Web RTC」に出会います。初めは試行錯誤を重ねましたが、次第にサービスのクオリティが向上し、満足度の高いサービスを提供できるようになりました。現在では、オンラインでのライブ配信や、リアルタイムでのコメントが可能なチャット機能を設け、多様な状況に対応できる新たな結婚式の形を確立しました。

オンラインウエディングの可能性

オンラインウエディングは遠方に住むゲストや年齢により参加が難しい方々にも、式に参加可能な新たな選択肢を提供しています。また、今後の不測の事態にも柔軟に対応できる準備が整ったことで、顧客へのフォローもよりスムーズになります。デジタル施策が進むことで、ウエディングの未来が明るく照らされることを期待しています。

現在ララリアンでは、パパママ婚プランも展開しており、育児や経済的な負担から結婚式を躊躇っている新郎新婦をサポートしています。引き続き多様な社会環境に対応できる体制を整え、顧客に寄り添ったサービスを提供し続ける姿勢を貫いていきます。