現役医師が運営する「andew」が挑む新たなプロジェクト
チョコレートが特別な意味を持つことがあるとしたら、どれだけの人がその価値を理解できるでしょうか。株式会社SpinLifeが運営するチョコレートブランド「andew」は、ただのチョコレートではありません。これは現役医師が患者のために開発した、心のこもったプロダクトなのです。彼らの最新の取り組みは、クラウドファンディングによって表皮水疱症を抱える子どもたちの支援を目的としています。
プロジェクトの背景
表皮水疱症は、皮膚の接着を司るタンパク質が生まれつき不十分であるため、日常生活において皮膚が裂けてしまったり、水疱や潰瘍ができたりする病気です。この疾患によって、特に食事時には強い痛みが伴い、栄養の摂取にも深刻な困難をもたらします。andewの代表である中村恒星医師は、医学生時代にこの疾患と出会い、「食べることが痛い」という現実を目の当たりにし、彼らのためにチョコレートを開発したのです。
新プロジェクトの実現したいこと
今回のクラウドファンディングによって、andewは次の3つの目標を掲げています。
1.
共創パッケージ制作
患者の子どもたちに描いてもらった絵をチョコレートパッケージにデザインし、自分の思いを表現できる場を提供します。
2.
優しいパッケージの開発
指がくっついてしまう患者さんでも扱いやすい新しいパッケージを開発し、デザイナーや医師、ショコラティエの協力で実現を目指します。
3.
生産量拡大による支援の充実
海外にも多くの患者がいるため、より多くの方にこのチョコレートを届けられるよう生産量の拡大を図ります。
これらの活動を通して、病気を抱える人々が自分を表現し、未来に繋がる社会を目指しています。
クラウドファンディングの詳細
プロジェクトは、CAMPFIREをプラットフォームに2025年6月13日から7月19日までの期間で実施されます。目標金額は500万円です。リターンには、感謝のメッセージやタブレットの提供、特別パッケージセットなど多彩な内容が用意されています。
andewの魅力
andewは「世界一やさしいチョコレート」として知られ、完全栄養食としての特長を持ちます。使用される素材は、カカオ豆だけではなく、アーモンドやきな粉、チアシード、ココナッツなど、栄養価が高いものがふんだんに使われています。また、白砂糖や乳化剤、保存料を使用していないため、健康面でも安心して楽しむことができます。
さらに、北海道大学皮膚科と共同で発表した研究が国際誌にも掲載され、その信頼性が裏打ちされています。販売開始からわずか3年で、累計3万枚以上の実績を誇ります。
代表の思い
中村医師は自身も心臓の難病を抱えながら活動してきました。今このプロジェクトを通じて、病気を抱える子どもたちに自らを表現する機会を提供したいと強く願っています。
「病気を持っていても、未来に向けて希望を持って生きる一人の人間です。」この言葉に込められた想いが、andewのチョコレートそのものに表れています。このプロジェクトに参加することで、あなたもこの特別なチョコレートの一員になれるかもしれません。
詳細情報や支援は、
こちらからご覧いただけます。