地域発のストーリーを届ける新たな挑戦
東京都豊島区に本社を構える株式会社日本経営センターと、地方創生メディア「Mediall」を運営する株式会社gr.a.mが業務提携を結びました。この提携により、600人以上の地域ライターたちが、自身の作品をWEBだけでなく書籍としても発表するチャンスを得ることになります。
提携の背景と目的
近年、地方創生のための情報発信においては、従来の「イベントや施策の紹介」を超え、「地域の人々や物語」の発信へと重心が移っています。しかし、地域ストーリーを効果的に掘り起こし、伝えるためのライターはその才能に見合った評価を受けていないのが現状です。この提携は、地域ライターの活動機会を広げるための重要なステップといえるでしょう。
Mediallは、地域の魅力を発信する地域ライターのコミュニティを有し、「地域×名詞」といった重要なキーワードでの検索において上位にランクインしています。このプラットフォームを通じて、地方からの情報発信が効果的に行われてきました。
業務提携の具体的内容
今回の提携によって、日本経営センターの豊富な出版流通ネットワークと編集に関するノウハウが活用されます。これにより、「Mediall」のライターたちが書籍出版の機会を持つだけでなく、地域の声を全国に届けるためのメディアが形成されます。
“記事を書く人”から“文化を記す人”へと進化するためのキャリアパスも整備され、ライターたちが育て上げてきた地域の物語を広める手助けになります。
代表者のコメント
提携に関して、株式会社日本経営センターの代表取締役社長、津嶋栄氏は「地域の知恵や物語を“書籍”という形で残すことは地方創生の本質的な価値創出につながります」と述べています。また、株式会社gr.a.mの代表取締役、谷村真氏は「AI時代だからこそ、『人が書く言葉』の価値が見直されています。今回の提携は、Mediallのライターを出版業界へとつなげる大きな一歩となります。」と語っています。
今後の展覧
この提携を通じて、出版社や地方自治体との協力を深め、地域の魅力を発信するための出版・編集プロジェクトが立ち上がる見込みです。こうした活動を通じて、地域の文化や情報が次世代へと受け継がれていくことが期待されます。
地方創生メディア「Mediall」とは
Mediallは、600名以上の地域ライターが集まり、地域の魅力を再発見し、掘り起こすメディアです。地域に密着した情報を提供することで、地域コミュニティの形成を促進し、地域の活性化に貢献しています。
まとめ
この業務提携は、地方創生における新たなステージを示す重要な出来事です。地域ライターたちが持つストーリーを形にし、全国に広めることで、地域の魅力をさらに高めていくことが期待されています。私たちもこの新たなイニシアチブを応援し、地域の声を響かせていきましょう。