株式会社システムオリジンが革新的な汎用型点呼アプリを発表

株式会社システムオリジンが新たに発表した汎用型点呼アプリ

株式会社システムオリジン（本社：静岡県静岡市、代表取締役社長：海野知之）は、企業や業務のデジタル化が進む中で、特に小規模営業所向けの低コストで利用できる点呼システムを開発しました。この新しい「汎用型点呼アプリ」は、2025年3月末より販売を開始する予定です。

新たな制度に適応した「汎用型点呼アプリ」

運行管理における点呼業務のデジタル化は、国土交通省によって制度化が進められています。これに伴い、従来の遠隔点呼システムは大型の営業所向けが主であったため、幅広い業界への対応が求められていましたが、2024年3月に改正された点呼告示により、遠隔点呼を行う場所や監視カメラの設置義務が緩和されたことも踏まえ、小規模なタクシー事業者に向けた新しいアプローチを採用しました。「汎用型点呼アプリ」の開発により、事業者間での遠隔点呼や日本型ライドシェア（NRS）向けの車内点呼を低コストで実現します。

特徴と機能

この新しい点呼アプリの大きな特徴は、以下の機能が搭載されている点です。

1. 点呼告示の要件に対応: 最新の点呼告示に準拠した設計。
2. スマートフォンとWEBブラウザで利用可能: 利便性の高い操作性。
3. NFC機能搭載: 免許証の読み取り機能によって、所持確認と有効期限チェックが行えます。
4. 顔認証機能: 乗務員の本人確認を行い、なりすましを防止。
5. 健康チェック機能: アルコール測定や体温測定が可能で、客観的な体調確認ができます。
6. 日常点検機能: 日常点検項目を効率的に確認。
7. GPS機能: 点呼実施場所の位置情報が記録されます。
8. ビデオ通話機能: 体調確認や全身の状態を画面越しに確認。
9. タクコン連携: 事務処理システム「タクコン」との連携が可能。
10. データ出力機能: CSV出力によって他の既存システムにデータを取り込むことができます。

これらの機能によって、従来の点呼業務がよりスムーズかつ安全に行えるようになっています。