最新医療機器調査結果:医師が選ぶメーカーランキングの変遷
株式会社インテージヘルスケアが行った最新の調査によって、医師が印象に残る医療機器メーカーのトレンドが判明しました。調査は全国の900名の医師を対象にし、医療機器に関する情報の入手状況やメーカーの評価に焦点を当てています。
1. 医師が医療機器情報を入手する方法
調査によると、医師が医療機器に関する製品情報を得る際の主な手段として約8割が「直接営業」を挙げています。この傾向は過去の調査結果とほぼ変わらず、医師とのコミュニケーションが重要視されていることを示しています。具体的には、情報源は次の通りです。
- - 直接営業: 79%
- - Web講演会/インターネット: 16%
- - 院内説明会: 11%
この傾向は、製薬企業のプロモーション活動においても同様に見られており、引き続き医師との直接の関わりが重視されています。
2. 印象に残った医療機器メーカーのランキング
医師に「印象に残っている医療機器メーカー」を尋ねたところ、「心臓血管外科」と「消化器外科」でのTOP3メーカーが変化していることが明らかになりました。特に「消化器外科」ではインテュイティブサージカルが3位にランクイン。心臓血管外科ではエドワーズが前回TOP3から復活する形になりました。これらの結果は、医療機器市場の変化を反映したものと言えます。
3. レスポンスの速さと誠実さ
次に、循環器内科において「レスポンスの速さ・誠実さ」で評価できる医療機器メーカーに関する調査が行われました。その結果、以下の3社が選ばれました:
- - 日本メドトロニック
- - アボットジャパン
- - ボストン・サイエンティフィック ジャパン
これらメーカーは、医師からの信頼を得ており、製品情報の提供だけでなく、メーカーの姿勢も重要視されていることが分かります。
4. 医療機器の安全性と操作性
さらに、調査では循環器内科の医師が特に印象に残った説明内容として、安全性と操作性が重要視されていることが示されました。具体的に言及された製品には、薬剤溶出性ステントの「Xience」と「Ultimaster」、リードレスペースメーカーの「Micra」がありました。これらの製品は、豊富な臨床データや国産の安心感、そして合併症リスクの低減などが評価されています。医療現場での信頼性や操作性の向上に対するニーズが高まっていることを反映しています。
次回の調査では、2026年4月に再度結果が発表される予定であり、医療機器に対する評判の変化を注視していくことが求められます。インテージヘルスケアでは引き続き、医療機器の情報入手状況やトレンドを追跡していく方針です。