トラストハブがClove Baseを秋葉原にオープン、3.5億円調達で新たな取引体験を提供

トラストハブが運営する「Clove」は、この度3.5億円の資金調達に成功し、新たに秋葉原に「Clove Base」というトレーディングカードショップをオープンします。コレクター向けのプラットフォームとしてスタートしたCloveは、近年のオンライン取引の問題点を解消するための技術開発を加速しています。

資金調達の背景と目的

Cloveは2020年にローンチされ、「安心して取引できるプラットフォームの構築」を目指しています。この分野では、商品の真贋や相場の透明性に関する問題が顕在化しており、トラストハブは技術を駆使してこれらの課題をクリアにすることに注力しています。今回調達した資金を活用し、オンラインだけでなくオフラインでも顧客に安心して取引できる環境を提供するべく、Clove Baseの開業に至ったのです。

Clove Baseの概要

秋葉原に新設されるClove Baseは、「安心×信頼」をキーワードにしたショップエリアを持ち、白を基調とした落ち着いた空間が広がります。豊富な品揃えを誇り、買い取り査定も行うため、高価な商品に対しては個室の商談室も用意されています。特に、カードバトルを楽しむことができるカフェ&バーエリアでは、50席以上の席数を備え、ユーザー同士の交流の場としても機能します。ここでは、マッチング対戦や大会なども定期的に開催される予定です。

人材採用の取り組み

トラストハブは事業の拡大に伴い、新たなスタッフの採用を進めています。Bizdevやエンジニアリングの職種で積極的に人材を募集中ですので、興味のある方は公式ウェブサイトからの応募をお待ちしています。

投資家からのコメント

今回の資金調達を受けたニッセイ・キャピタルの三野隆博氏は、コレクターズアイテムの特性に言及しました。これまでのECサイトが取引の敷居を下げる方向性を持つ中、コレクターズアイテムにおいては逆のアプローチが求められています。トラストハブがどのようにしてその難しい課題に立ち向かい、安心して取引できる基盤を提供できるのか、今後の展開に期待が寄せられています。