服とエコ活動の意識調査からの気付き
株式会社ワンピースが行った意識調査が、エコ活動と服の手放し方に対する世代間の興味深い違いを明らかにしました。調査は2025年5月30日のごみゼロの日に合わせて実施され、176名の男女が対象となりました。この調査結果を元に、世代別の意識や行動を探ります。
調査概要
- - 調査対象: SNSフォロワーや同社ブランドのメールマガジン登録者
- - 調査方法: インターネットによる任意回答
- - 実施期間: 2025年5月23日〜5月27日
- - 回答者数: 176件
この調査には20代から60代以上までの多様な回答者が含まれており、各世代のエコ活動への関心や、衣類の処分方法に関する意識が浮き彫りになりました。
世代間のエコ意識
調査結果では、特に30代と50代がエコ活動に高い関心を持つことが明らかになりました。特に、「とても関心がある」という回答が65%以上を占めており、60代以上ではこの数字は40%にとどまっています。このことから、世代間でのエコ活動に対する意識の差が存在することがわかります。
実践的海への関心
40代は実際の行動においてもエコ実践派であり、リサイクルやマイバッグ、マイボトルの利用、フードロスの削減など、他の世代を上回る割合で実践しています。特に、92.6%がマイバッグやマイボトルの利用を実践していることから、日常的なエコ活動が広がっていることが伺えます。
着なくなった服について
「数えきれないほど眠っている服がある」との回答が60代以上で26%、40代で22%という結果も印象的です。このように、多くの世代が自宅に使わない服を抱えていることがわかりますが、手放し方には世代間で大きな違いがあります。30〜40代はフリマや寄付など多様な方法で手放す傾向がありますが、60代以上は「捨てる」や「あげる」など比較的簡便な方法を選ぶことが目立ちます。
エコ活動への関心
調査では、環境に配慮した服選びについても質問が行われ、「少し関心がある」との回答が43.7%を占めています。また、「とても関心がある」との回答は42.0%となり、服に対する関心が高まっている様子が伺えます。しかし、実際にエコ活動を行う割合がどのように変化していくのかは今後の課題と言えるでしょう。
知られざる「ごみゼロの日」
「ごみゼロの日」を知らないという回答が76.7%を占めており、エコ活動と意識的に関わる機会がまだ少ないことがわかります。この日は、衣類や廃棄物について見直すきっかけになり得る重要な日であり、今後の教育や啓発活動が求められます。
まとめと今後の展望
本調査を通じて、多くの人々がエコへの意識を持ちながらも、初めの一歩を踏み出せない状況が浮き彫りになりました。特に、服を手放すことの重要性を理解している人が増えている一方で、「どう手放すか」が課題です。株式会社ワンピースでは、「服の交換会」を通じて、誰でも気軽に参加できるエコ活動を推進しており、一人一人が選択を少し変えるだけで地球環境に大きな影響を与えることができると信じています。
このような取り組みが広がることで、より多くの人々が服を再利用する文化が根付くことを期待しています。エコ活動は身近なところから始められ、誰でも簡単に実践できるものであるため、今後の展望には非常に大きな可能性があります。
会社概要
- - 会社名: 株式会社ワンピース
- - 所在地: 兵庫県加古川市別府町石町77
- - 代表者: 春木晃子
- - 設立: 2005年3月15日
- - 事業内容: レディースファッションの企画・販売、オンラインストア運営など
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