飯綱町の伝統食「やたら」が「100年フード」に認定!
長野県飯綱町で親しまれている夏の郷土料理「やたら」が、文化庁の「100年フード」に認定されました。これは、次世代へ継承されるべき食文化として認められた証です。
「やたら」は、飯綱町をはじめとする北信地方で食べられている、家庭料理です。丸なす、ぼたんこしょう、きゅうり、みょうがなど、旬の野菜をたっぷり使い、シンプルながらも奥深い味わいが特徴です。
「やたら」は、農家の台所である「せんぜ畑」でとれた野菜を、日々の暮らしの中で親から子へと受け継がれてきた、まさに「食の文化」と言えるでしょう。
認定報告会で「やたら」の魅力を再発見!
「100年フード」認定を記念して、8月1日(木)には「やたら」100年フード認定報告会が開催されます。
報告会では、長野県立大学食健康学科教授の中澤弥子さんによる講演が行われ、「やたら」の歴史や文化、栄養価などについて詳しく解説されます。
さらに、町内の飲食店が参加する「やたら祭り」では、各店の独創的な「やたら」料理が展示されます。定番の「やたら」から、現代風にアレンジされた「やたら」まで、さまざまな「やたら」を味わえるチャンスです。
この機会に、飯綱町の伝統食「やたら」の魅力を再発見してみてはいかがでしょうか。
開催概要
日時: 2024年8月1日(木)13:30~15:30
場所: 飯綱町りんごパークセンター(飯綱町大字芋川161)
電話: 026-253-2801(飯綱町りんごパークセンター)
講演
テーマ: 和食の宝庫 飯綱町の 100年フード 「やたら」に期待
講師: 長野県立大学 食健康学科教授 中澤弥子さん
展示
内容: 町内19店舗が参加する「やたら祭り」の独創的なやたら料理の展示
問い合わせ先
飯綱町 産業観光課 農政係
電話: 026-253-4765