埼玉県横瀬町とTHINNEY株式会社が連携し、親子で学ぶ金融教育イベントを実施

埼玉県横瀬町とTHINNEY株式会社が連携した親子向け金融教育イベント

2023年12月16日、埼玉県横瀬町にて、THINNEY株式会社が運営する「まねまねタウン」による親子向けの金融教育イベントが開催されました。少子高齢化が進む現代において、将来を担う子どもたちへの金融教育の重要性が高まっている中、本イベントは大きな注目を集めています。

イベントの概要と特徴

THINNEY株式会社は、幼児教育・金融教育のプロフェッショナルが運営するアクティブラーニング型の学習塾です。「まねまねタウン」では、独自のカリキュラムとオリジナル通貨を用いた探究学習を通して、子どもたちが現代社会を生き抜くための力を育成しています。

今回のイベントでは、投資体験ができる教育版ボードゲームが活用されました。このゲームを通して、子どもたちは会社が株式を発行してお金を集める仕組みや、証券会社が投資の窓口であること、投資が企業を応援する行為であることなどを楽しみながら学ぶことができました。

イベント後、子どもたちからは「投資が簡単に理解できた」「最初は難しかったけど、楽しくなってきた」といった感想が聞かれ、ゲームを通じた学習効果の高さが示されました。

保護者向けには、お小遣いの渡し方など、日頃相談しづらいお金の悩みについてのアドバイスも行われました。「普段は相談しづらいお金の悩みが解消できた」という保護者からの好意的な意見が多く聞かれ、イベントの満足度は非常に高かったようです。

参加者からの高い評価

アンケート調査の結果、イベントのサービス満足度と顧客満足度は非常に高い数値を示しました。特に、メールマガジンの配信を希望した保護者が多かったことから、参加者はお金の教育の必要性を改めて認識したと考えられます。

30代女性の参加者からは、「普段は学ぶ機会の少ないお金について、親子で楽しく学ぶことができました。子どもたちは帰宅後もゲームや学んだことを話していました。私自身も、子どもへのお小遣いの渡し方を学ぶことができ、親子で会話をしながら実践することで、子どもたちの浪費癖を改善できそうです」というコメントが寄せられています。

今後の展望

THINNEY株式会社は、本イベントの成功を踏まえ、社会全体への金融教育の普及を目指しています。子どもたちが楽しく、簡単に金融知識を習得できる機会を増やすことで、将来社会で活躍できる人材育成に貢献したいとしています。

横瀬町町長である富田能成氏も、「まねまねタウン」の金融教育プログラムのユニークさと有意義さを高く評価し、全国的な普及に期待を寄せています。特に、子どもたちの主体性を尊重し、探究学習を取り入れた教育手法は、通常の学校教育では実現が難しいとコメントしています。

THINNEY株式会社の代表挨拶

THINNEY株式会社の代表取締役である織戸弘暉氏は、自身の経験から金融教育の重要性を痛感し、会社設立に至った経緯を語っています。大学進学を機に一人暮らしを始めた際に、不動産詐欺被害にあった経験が、彼に金融リテラシーの不足を突きつけました。

先進国と比較した日本の金融教育の遅れを課題に挙げ、変化の激しい現代社会において、子どもたちに「お金の教養×探究学習」を提供することで、世界トップクラスの金融教育水準を目指すと意気込みを語っています。