アートとともに日常を彩る！CHARGESPOTの受賞作品発表

モバイルバッテリーのシェアリングサービス「CHARGESPOT™」を展開している株式会社INFORICHが、約1,100点の応募作品中から最優秀賞作品を選定し、その受賞式を盛大に開催しました。最優秀賞を受賞したのは愛知県在住のクリエイター、Sajanu（サジャヌ）氏の作品です。この受賞作品は、実際に「CHARGESPOT」のデザインに採用されることが決定しています。

INFORICHは、「アートを日常に」という理念を掲げ、日本のアートシーンが抱える課題に立ち向かっています。本コンテストは、一般の人々がアートと触れ合う機会を増やし、誰もがアートに親しめる新しい体験を提供することを目的として開催されました。特に、「CREATIVE CHARGE CLUB CHALLENGE」では、日常的に利用されるモバイルバッテリーにアートを組み込むことで、若手クリエイターたちの発表の場を広げ、その価値を周知させることを目指しています。

Sajanu氏の受賞作品は、「一つのバッテリーで人と人が繋がる」というテーマのもと、鮮やかにデザインされています。このビジュアルは、今借りているバッテリーがかつて別の県から来た可能性を想像させ、人々がコードで繋がっている様子を表現しています。また、カラフルな色使いや遊び心あふれるデザインは、Sajanu氏が幼少期に影響を受けた「ヴィレッジヴァンガード」のサブカルチャーからインスパイアを受けているとのことです。これにより、彼の作品が日本国内外のクリエイティブシーンと繋がることが期待されています。

INFORICHは今後もアートとテクノロジーの融合を通じて新しい社会的装置を発信し続けるつもりであり、「CREATIVE CHARGE CLUB CHALLENGE」を定期的に開催することで、若手クリエイターの発掘を続けていく方針です。新たな出会いや発展を促進するために、継続的な活動を行っていくことが明言されています。

さらに、フォトグラフ部門として、写真クリエイターとユーザーを結ぶ新しいアプリ「Irys」でのフォトコンテストも年内に開催予定です。「Irys」は高解像度の作品展示を通じてクリエイターにより良い環境を提供し、現実の展示や交流の機会を創出するプラットフォームです。「Street Photography International」の共同創設者による新たな試みも期待されています。

株式会社INFORICHの代表取締役社長、秋山広宣氏はアートが生活に密接に結びつくものであると述べ、日常の中でアートと遊び心を融合させることの意義を強調しました。また、今回のコンテストには1,100点以上の応募があり、多様な文化やクリエイティビティが一つのプロジェクトを通して繋がったと強調しています。彼の視点では、アートは国境を越えて人々をつなぐ重要な要素とされているのです。

受賞を果たしたSajanu氏は、普段から「CHARGESPOT」を利用していたこともあり、そのデザインが実際のバッテリーになることに感激しています。「このコンテストの存在を知ったとき、どうしても挑戦したいと思った」と語っており、受賞の感想として友人や家族への感謝の気持ちを表しました。彼の作品が多くの人々と出会う機会が増えることで、日常生活の中にアートが根付くことを願っています。今後の活動に期待が寄せられます。