新たな和菓子体験を提供する『富士山360』が受賞！

愛知県豊橋市の老舗和菓子店、株式会社お亀堂が第28回全国菓子大博覧会・北海道において、技術優秀賞を受賞した自慢の創作和菓子『富士山360』。その美しさだけではなく、食べるという体験そのものに革新をもたらすこの商品は、まさに和菓子の新しい形を提示しています。

360度から楽しめる和菓子

『富士山360』は、立体和菓子の先駆けとして注目を集めており、ひとつひとつ職人の手作業によって仕上げられています。特に特徴的なのは、見る角度によって異なる表情を見せるそのデザイン。下から見ると「逆さ富士」が映り込み、真横からは雄大な姿が、そして真上からは雲海と星空が広がる。このように、視覚的な楽しさを重視したデザインが、多くの人々を魅了しています。

新作『hoshizora 星空－starry night－』の登場

2025年7月初旬には、さらなる新作『hoshizora 星空－starry night－』が高島屋一部店舗の銘菓百選で数量限定で発売される予定です。この新作では、和菓子で星降る夜を表現しており、ミントとチョコレートの融合で新たな味わいを提供します。錦玉羹に爽やかなミントの香りを付け、ガトーショコラ風のチョコレート浮島ともに楽しむことで、食の体験が一層深まります。

ミントの爽やかさとチョコの濃厚さが舌の上で溶け合い、まさに新感覚の和菓子として仕上がっています。さらに、幻想的な「紫富士」を構成する羊羹の周りには金箔が使われ、まるで満天の星が煌めく夜空を幻想的に演出しています。その美しさは、思わず「うわ、綺麗…」と声をあげてしまう魅力があります。

株式会社お亀堂の挑戦

お亀堂は70年以上の歴史を持ち、愛知・三河地域で和菓子文化を支えてきました。近年は特に、Z世代へのアプローチや地元の農産物の活用、新しい感覚の和菓子の開発に力を入れています。伝統を大切にしながらも、革新を追求する姿勢が、多くの支持を得る要因となっています。

本作『富士山』は、ただの食事ではなく、「見て・感じて・物語を味わう」新たな体験を提供する和菓子です。このような取り組みは、和菓子の未来を明るく照らすものとして、多くの人々に影響を与え続けるでしょう。