中古住宅買取再販No.1のカチタス、富山県に新たな拠点を開設

中古住宅買取再販業界の先駆者、カチタスが魚津市に新店舗をオープン

2025年7月17日、株式会社カチタスが富山県魚津市に「カチタス魚津店」を新たに開設することが発表されました。カチタスは中古住宅の買取再販を専門とし、全国で152か所の営業拠点を持つ企業で、今回の店舗は富山店・高岡店に続く3店舗目です。この新たな拠点は、全国展開の一環として、さらに多くの地域の需要に応えることを目的としています。

魚津市が抱える空き家問題

魚津市は、富山県内で2番目に高い空き家率を記録しています。この地域の空き家問題は深刻で、特に黒部市や滑川市といった空き家率が高い地域もカバーすることから、カチタスは地域社会における重要な役割を果たすことが期待されています。空き家の数は年々増加しており、カチタスはこれを重要な課題と捉え、積極的に解決に取り組む意向を示しています。

具体的なサービスの内容

カチタスは、特に相続によって発生する空き家について独自の解決策を提供しています。相続物件における荷物の処分は、所有者にとって大きな課題です。そのため、カチタスでは空き家をリフォームする際に、残された荷物をそのままの状態で買い取るサービスを導入しています。このアプローチにより、遠方に住むオーナーでも効率的に物件の処理を行うことが可能になります。

実際に、カチタスが買い取った物件の中では約70%に荷物が残されていたことが示されており、これは同社が特に重視するポイントでもあります。一般的に、個人での売却には荷物処分が必須となりますが、カチタスはその手間を軽減しられる点が大きな強みです。

お客様の声と店長の思い

魚津店の店長は「弊社のお客様には、地元の方だけでなく、県外に住む相続者も多いです。彼らは不動産の維持管理や荷物処分に関する悩みをお持ちです」と語りました。また、魚津市周辺ではまだ不動産買取に特化した企業が少ないため、地域の空き家に関する相談窓口が限られていると感じています。

カチタスは全国で140以上の店舗を展開しているため、遠くからでもスムーズに売却手続きが行えるのも特長です。魚津店のメンバーは地域出身者が多く、この土地に密着して地域の活性化にも寄与したいと意気込みを見せています。