京都岡崎 蔦屋書店で有瀬龍介の個展「pot pot pot pot」を開催
2025年1月24日(金)から2月18日(火)まで、京都岡崎 絶好の文化的なスポットとして知られる蔦屋書店で、イラストレーター有瀬龍介の個展「pot pot pot pot」が開催されます。この展示は、同店内のGALLERY EN ウォールにて行われ、彼の作品世界を存分に楽しむことができます。
有瀬龍介の独自の作風
有瀬龍介は、2000年より京都を拠点に作品を発表してきました。彼の作品は、鉛筆やアクリルインクを駆使した繊細な表現が特徴で、特に施されたにじみの美しさは見る者の心を掴みます。その筆致は、意図的な線と偶然生まれる模様が融合し、揺らぎや光を想起させる美しい色面を形成しています。本展では「ポット」に焦点を当てており、ティーポットに関連する過去作品と300点以上の最新作が展示されます。
「ポット」という主題は、無生物でありながら静謐な雰囲気を持ちつつ、どこか人の手の温かさやユーモラスさを表現しています。有瀬自身も「生活の道具が好きで、ティーポットは実在の形から想像を超えた形まで、たくさん描きました」と語っており、作品も多様性に富んでいます。
展示詳細と購入情報
展示会期中には作品が一部変更される可能性があるため、訪問する際はその点も踏まえて計画を立てると良いでしょう。作品の販売は、1月24日(金)の10:00から行われ、また、一部の作品はオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術手帖」でも購入可能です。オンラインでの販売は1月27日(月)から始まり、2月18日(火)までの期間限定となっています。
詳しい購入情報や展示内容については、京都岡崎 蔦屋書店の公式サイトや、OILのページにてチェックできます。
有瀬龍介のプロフィールと展覧会歴
有瀬龍介は1983年に生まれ、京都に在住し、周囲の物からインスピレーションを得て作品を作り続けています。彼の主な展覧会歴には、2016年のフランス・パリでの企画展「ArtBrut Japones」、2017年の東京・新宿での個展、さらには京都での数回の個展があります。こうした経験に基づき、彼のアートは日々進化しているのです。
文化の発信地、京都岡崎
今回の個展が行われる京都岡崎 蔦屋書店は、アートや日本文化の魅力を国内外に伝える場所として注目されています。劇場や美術館、公園に隣接し、さまざまな文化が交わるこの場所で、アートギャラリーやカフェ、書籍の購買体験とともに、特別な時間を過ごすことができるでしょう。
ぜひこの機会に、有瀬龍介のアート作品に触れ、彼の世界観を感じてみてください。アートとともに、心に残る時間を持つことができる素晴らしい展示会です。